トトノエル

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2020年9月に読んだ本は23冊(年間トータル141冊)
→2020年に叶えた私の夢100個→2020年十干別「心がけておくといいよポイント」


読めてよかった順に。
ですます調とである調が混在しているのは、読んですぐにメモを残すのですが、その時の気分によるもの。

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1位 上橋菜穂子 『物語ること、生きること (講談社青い鳥文庫)

「精霊の守り人」の作者、上橋菜穂子さんが語る、どうやって作品を生み出しているのかと、どうやって作家になったのか。
繰り返し尋ねられては断り続けてきた彼女がアンサーとして出した一冊。
研究者にもなれない、作家にもなれない、と涙が止まらなかった日々や、研究者としてオーストラリアをひたすらハンドルを握り走り続けた日々とその時の思いを、率直に語ってくれています。
「子どものころ、時を忘れて物語にのめりこんだように、私はいまも、物語を生きるように、自分の人生を生きているような気がします。」p171
簡単な道などない。一歩踏み出した先に、次の道が開ける。
「古くてあたらしい仕事」を読んだ時と似た読後感。その人が語る、仕事とは、生きがいとは。
「物語にしないと、とてもつたえきれないものを、人は、それぞれに抱えている。」
だから、私たちは物語を読み、自分自身の物語を生きている。
それぞれが抱えた物語を、大切にできる世の中であってほしい。そんなことを思った。

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2位  ロアルド・ダール『マチルダは小さな大天才 (ロアルド・ダールコレクション 16)

一気読み。
ロアルド・ダール、天才。
大学生の娘が随分前に手放すと言っていた、彼女の子どもの頃のお気に入りの一冊を読んでみたら、なにこれ面白すぎるんですけど!
小さな本物の天才少女マチルダ。愚かな両親は全く理解できず、バカにする。
マチルダの仕返し話が続くと思いきや、小学校での大事件に発展。
聡明で心優しい担任の先生と、形容し難い鬼のような校長、暴君の支配する小学校。親子の問題。マチルダの頭脳が難題を解決するのか否か。
「ものすごく強い人にあんなふうに完全に支配されるってことが、どんなものか、あなたには想像もつかないでしょうよ。もうゼリーみたいにぐにゃぐにゃになってしまうの。」p284
「そう、ついに自由になったのよ。それがどんなにすばらしいものだったか、口ではとても言いあらわせないわ」p289
最近の我が身に起きた出来事とシンクロして、思いがけず励まされる。
ミス・ハニーとマチルダの勇気、優しさ、知恵は、読み手に力をくれる。
しかも、めちゃくちゃ面白い。
こういう優れた児童文学が、多くの子どもの元へ届きますように。読まないと損する本というのがあると思うけど、これはその一冊。
うちの娘、やるなあ(親バカ)。

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3位  トーマス・バーゲンソール『幸せな子 アウシュビッツを一人で生き抜いた少年

幸せな子、という言葉の複雑さ、深さを思うと言葉が出てきません。
アウシュビッツを一人で生き抜いた少年の物語。後に国際法を学び、人権問題で活躍されている著者が、振り返った過酷な体験を、まるでそばで語りを聞いているような分かりやすさで伝えてくれています。
次々と彼と家族、仲間を襲う命の危機、そして殺されていく周囲と、偶然と知恵と援助と勇気とで切り抜けて生き延びる少年、トニー。
あえて、非人間的という表現は使わない、と書いている箇所がありましたが、人間としていかに生きるべきか、悲劇を繰り返さないために何ができふか、何をすべきか、問われています。
読むことが、ささやかでもその一助になればと思います。
訳者の二人が当時の皇太子妃のご家族ということもあってなのか、アマゾンのレビューでは酷評されていますが、私はそんなに翻訳に違和感を覚えませんでした。
もっと残念で読みにくいのをこれまでに読んでいるからからなぁ。

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4位  百田尚樹『カエルの楽園2020(新潮文庫)

2016年の作品「カエルの楽園」の続編。
新型コロナウイルス禍の中で、国の指導者は、国民は、どう考えどう行動をするのか。
寓話の形だとこんなにイメージしやすく、愚かさや皮肉がすんなり受け入れられてしまう不思議。
最適解を求める一助になるかもしれない、一冊。
先日日帰り温泉で寛いでいた時に聞こえてきたテレビのワイドショーで、芸能人の裏口入学がどうのこうのと話していて、ナパージュの池でのカエルたちの議論のようだと思い出した。
視聴率が取れるなら、なんでもするのか。
これで視聴率が取れるのか。
これを視聴できてしまう人たちの存在に、とゾッとした。

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5位  酒井順子『家族終了

家族はいて当たり前ではない。というおわりの言葉が響いた。
大好きなエッセイスト、酒井順子さんの家族論。
生育家族と創設家族。
どんな家族とどんな風に生きていきたいのかは、個人がどう生きたいのかがまずあってのこと。
考えさせられた。
さまざまな家族があっていい。
意外な火宅事情に驚きつつ、中野信子さんの「毒親」ほどぼやけてもおらず、下重暁子さんの『家族という病 (幻冬舎新書)』ほどネガティブ感情だだ漏れでもなく、安心して読み進められたニュートラルな酒井節はさすが。

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6位 中岡隆 『死体があった部屋から見えること 遺品整理という仕事

一気読み。
遺品整理、ゴミ屋敷の片付け、凄惨な現場の清掃も請負い、多くの悩める人々の役に立っている業者さんが紹介してくれる、様々なケースと、思い。
直接話を聞かせてもらえたような読後感。
誰もが生まれて生きて死んでいく。
その間必要としてきた空間とモノは、逝った後には遺品となり、誰かの手を借りて、時に煩わせて、処理される。
遺族の手に負えない時に、セントワークスさんのようなプロがいたら、本当に助かるし心強い。片付けのサポートを仕事にしている人は、参考までに読むといいんじゃないかと思います。

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7位 宮下奈都 『羊と鋼の森 (文春文庫)

高校生の時の偶然の出会いから、調律師を目指し、学び、働き始めた主人公。
先輩や顧客から様々に学びながら、誰のために何のために調律をするのかを明確にしていく。
演奏風景が出てくるのですが、「蜜蜂と遠雷」同様、聴こえてきました。
知らない世界のことだけど、「線は、僕を描く」のようにその世界に入り込めました。
著者の取材と筆力の証。
ものすごく魅力的な人々が出てくるわけではないので、感情移入はできませんでしたが、個性的な人々のやりとりを楽しむことはできました。
働くとは、を考えさせてくれる意味でも価値ある小説だと思いました。

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8位 群ようこ『欲と収納 (角川文庫)

群ようこさんのものの整理にまつわるエッセイ。
生きるために必要なもの、豊かさを感じながら生きるために必要なもの、それらとどう向き合い扱っていくのか。群ようこの場合、として着物や本や書類や服について書かれています。
捨てなくちゃ、と思い始めた著者の元へ送られてきた母の着物。量もさることながら、その状態の悪さに怒りが収まらない。
「母親にとって着物は、外に出て見栄を張るための道具でしかなかったのだ。」
「人は自分の分不相応のものは持ってはいけない」

タイトル通り、欲と収納について考えるきっかけをくれる、さらっと読める一冊でした。

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9位  ヨシタケシンスケ『それしか ないわけ ないでしょう (MOEのえほん)

想像力は無限大。
選択肢はいくらでも増やせるし、増やしていい。
すききらい、の二択以外にさまざまな感情がある。
たくましく、しなやかに、楽しく生きていくために、それしかないわけないでしょうの精神はとても役立つ。たまごのバリエーションのところは、かこさとしさんの「からすのぱんやさん」やだるまちゃんシリーズを思い出させてくれた。
柔軟さを持ち続けることは、本当に大事。

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10位 西原理恵子 『最後の講義 完全版 西原理恵子

たくましく、幸せに生きられるように、道を選べ。
というメッセージの一冊。
「大好きなお父さんだったけど、これは死んだほうがいいと思った。」
生きていると、きれいごとでは済ませられない現実が時に望まなくてもやってくる。
どんな時も、私たちはなにかしら選ぶことができる。
自分を支え、自分を守り、自分を救うことができるのは、自分。逃げることも大事。
良い子で生きてきて苦しい思いを抱えたひとに、きっと響く。

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11位 ヨシタケシンス 『ものは言いよう (MOE BOOKS)

ヨシタケシンスケファンが彼に聞きたいあんなことこんなことをまとめてもらった「ヨシタケシンスケのこれまでとこれから、現時点での大解剖」といった感じの一冊。
既刊の絵本それぞれにコメントがつけられ、そんな意図で作られたのかと納得したり。「おしっこちょっぴりもれたろう」は、このタイトルを言いたかっただけ、と言いつつ、人には誰でもズボンの中に秘密を抱えている、隠したままでもいい、外に見えなければ、と深いところにも言及。
ヨシタケさんの本の面白さは、そういうシンプルな分かりやすさ(りんごがりんごじゃないかもとか、いろんな本があっていいとか)の奥に、普遍的にだれもが抱えた人間らしさに触れているところにあるのかも。
絵本作家になるために、の箇所が心に響いた。準備をしててもチャンスが来るとは限らないが、準備をしていなければチャンスは掴めない。そして、自分が面白い、楽しいと思えることをするのが大事というのも染みた。
それにしても、彼のイラストは味があって好きだなあ。和むなあ。

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12位 槇村さとる 『スタイル・ノート

自分らしく、自由に、幸せに生きるために、どんなスタイルを自分は選ぶのか。
試行錯誤から、一例として紹介してくれた槇村さとるさんのスタイル。
ファッション、家、仕事、健康、人間関係。
年代に応じて変わっていくスタイルを、自ら選び取ること、自分に正直に、自分を大切にすることを優先してね、という思いが伝わってくる。
安心できる家が大事という主張にはいたく共感。

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13位 重松清 『ビタミンF(新潮文庫)

きゅう、と苦しさと切なさで胸が痛くなる短編集。
家族、親子、夫婦のあり方、来し方と行く末を考えさせられた。
幸せそうに見えるあの人たちにも何かしら後悔や軋轢や悩みがあるのかもしれず、そうでないように見えるひとに、かけがえのない宝物が授けられているのかもしれない。
選べなかった選択、選ばなかった選択の結果は判断しようがない。現在が、かつての最善の選択の結果。
架空のお話とは思えない、誰でもどこかしら共感できるだろう、身近なあの人の、自分自身の物語として読めました。だから、しんどかった。

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14位 宮西達也 『わたしはあなたをあいしています (絵本の時間)

言葉ではなく、心が通じ合えているかが大事。
きつねのおきゃくさまと似たストーリー。強者も常にそうとは限らない。
時に支え合い、補い合い、寄り添い、思いやりあい。
大切な人やものは大切にしないと、哀しい結果になる。いつか必ず別れはくるとしても。背表紙の絵が泣けます。

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15位 小野不由美 『白銀の墟 玄の月 第四巻 十二国記 (新潮文庫)

カタカタカタカタ、どこまで昇るの?と思っていたジェットコースターが、一気に走り出した感じの第四巻。
ガタン、と止まってからの、ああ長かった、いろいろあった、疲れたー!が感想。
面白かったです。それぞれの立場で最善を尽くす様子、思い通りにいかない苦しみ、無情非情の連続。
一方で、登場人物が多すぎて、人となりをイメージするのも追いつかず、どっぷりはまりこむまではいかなかった。
ゲド戦記や精霊の守り人みたいに、細部の細部まで自分のイメージを膨らませて、臨場感たっぷり、までいかなかった。
想像力の限界だったのかも。
十二国記シリーズはまだ読んでない本があるので、それを読みます!

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16位 小野不由美 『白銀の墟 玄の月 第三巻 十二国記 (新潮文庫)

やっと。
歯車が回り出した。数々の謎というか疑問が説明されていき、そういうことだったのかーの連続。
ちょいちょい都合がよすぎる気もするけれど、この世界観はやっぱりすごい。
面白くなってきたところで四巻へ。
それぞれの思惑がぶつかり合い、着地点はどこなのか、読むのが楽しみです。

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17位 金の星社『食にかかわる仕事 (漫画家たちが描いた仕事―プロフェッショナル)

食に関わる仕事について、知り、感じ、考えるきっかけをくれる本。
漫画のつまみ食いみたいで楽しく読めたし、改めて全巻読んでみたいと思いました。
特に「アントルメティエ」「そばもん」「あんどーなつ」。
たかが漫画、されど漫画。金の星社さんの子どもたちに届けたい、良シリーズ。

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18位  カレル・チャペック『郵便屋さんの話 (チャペック童話絵本シリーズ)

チェコを代表する劇作家、小説家の描く、郵便局と宛名のない手紙の物語。
無人になった夜の郵便局では、実は不思議な小人たちが働き、遊んでいて。
宛名のない手紙を届けることにしたのは、仕事にやりがいを見いだせず、疲れていた配達人コルババ。
配達の旅を終えた時に、彼が見える世界は変化していた。
藤本将さんの絵が物語の雰囲気にあっていて、チェコを自分の旅したような、生活したような気になれた。
こういう本を読んで、ホッとする。そんな時間もひとには必要だと思う。

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19位  星新一『妄想銀行 (星新一YAセレクション)

さらっと読めて楽しめた一冊。
死後復活できる薬を開発した男性の話が面白かった。
著名人になる方法を教わり、誰もが知るところとなった男性の末路も、本当にありそうでドキッとした。
(いや、実際起きている「炎上」がまさにそれ)

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20位  幸井俊高『健康でありたいシニア夫婦のために 薬膳レシピ 12か月

シニアラブラブカップルの語りと共に紹介される、薬膳の知恵がほんのり、レシピたっぷり。
チャラいと感じたのは、NHKのテキストだったからで、読みやすさ重視で手が加わっているからか。著者は東大を出た後に、中国、アメリカで学び、中医師となったスゴい人でした。
食養生のポイントを、カレンダーのように、月ごとにレシピとともに語ってくれているので、食生活を整えるために最初の一歩、として読むのによさげと思いました。
補捨流調の考え方は、食以外にも活用できますね。
私たちは、食べたものでできている。疎かにするまじ。
「滋味」となる時間を増やし、取り入れ、幸せを感じて生きていきたい。

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21位  亀山聡『まんがでわかる トヨタの片づけ

トヨタのコンサル会社がマンガでレクチャーしてくれる、トヨタ式片づけの極意。
無駄なく無理なく維持できる仕組みを作るためのポイントがわかりやすく描かれているので、あっという間に読めます。
行動を起こさないものは持つ意味なし。
どんな仕事をするにも、どうな暮らしをするにも、知ってた方がいい、損しないで生きていくのに役立つ内容でした。

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22位 小野不由美 『白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記 (新潮文庫)

一巻に続き、王はどこー?の話。
人物像が自分の中で描ききれないうちに次々と新しい人が出てくるので、なかなかイメージできず。
少しずつ、真相に近づいていく感じが楽しみに。

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23位 小野不由美 『白銀の墟 玄の月 第一巻 十二国記 (新潮文庫)

全4巻のうち、3巻までを読み終えて振り返る一巻。
よく読み切った。
荒れた国で寒さに震え、時に襲われ、時に凍え死ぬ人々。
どこかにいるはずの王を探し、危険を顧みず旅をするかつての部下たち。
宗教団体、ゴロツキ、政治の権力争い。
一巻は通して「王はどこー?」。
面白くなるまでがなかなかしんどいですね。

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本が読めるのは幸せなこと。

生きているうちに、読める本は、自分が思っているより多くないんですよね。

時間を大切に、読みたい本を読める有り難さに感謝して、
今月も、読書の時間を増やしたい、楽しみたい、と思います。

♪年間100冊読みたい本仲間♪

香織さん→『時間が増える仕組み作り SMILE LIFE』
ロリスさん→『ロリスの『これやった!』日記』
東條→『本が好きカテゴリー』『死ぬまでに読んでメモしたい100冊の本』『【一覧】片づけに役立つ本』『[一覧]既読捨てる気になる本』

→『2020年2月に読んだ本は11冊(トータル31冊)』
→『2020年3月に読んだ本は7冊(トータル38冊)』
→『2020年4月に読んだ本は13冊(トータル51冊)』
→『2020年5月に読んだ本は15冊(トータル66冊)』
→『2020年6月に読んだ本は20冊(年間トータル86冊)』
→『2020年7月に読んだ本は16冊(年間トータル102冊)』
→『2020年8月に読んだ本は16冊(年間トータル118冊)』
→『2020年9月に読んだ本は23冊(年間トータル141冊)』

さらにまとめ→『2020年読めて幸せを感じられた本ベスト10冊』

読書は愉しい。
私にとって、とてもヒュッゲな時間だから。


読みたい本がある。
本が読める。
分かち合える人がいる。
しみじみその幸せを噛みしめる、浜松のライフオーガナイザー、東條真紀でした。

JUGEMテーマ:読書



今月絶対読む一冊

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