トトノエル

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2020年8月に読んだ本は16冊(年間トータル118冊)
→2020年に叶えた私の夢100個→2020年十干別「心がけておくといいよポイント」


読めてよかった順に。

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1位 島田潤一郎 『古くてあたらしい仕事

ところどころで、泣きそうに。
本が好きで、本に助けられ、本に楽しませてもらい、本に教わった経験がある人なら、同様にきゅーんとするのではないかしら。
転職活動に失敗し続け、ひとり出版社をすることになった著者が、これまでの経緯や本と本にまつわる人々について書いてあります。そんな内容でなぜ涙腺に訴えかけてくるのかというと、普遍的な人の弱さや本の持つ力、価値、本の世界を旅した人が味わう感覚を丁寧に描いてくれているから。
「だれかになろうとしないこと」
「自分の頭と身体と経験のすべてを使うことができる仕事をしたい。」
単に本についてだけではなく、これからをどんな風に、何を大切に生きていきたいのかを僕はこうやってきたよ、と語ることで、読者にも自問する機会をくれる良書。
夏葉社さんの本も読んでみよう。
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2位 砥上裕將 『線は、僕を描く

水墨画について詳しく知らなくても、いつのまにかその魅力の虜になりそうな気にさせてくれた、水墨画家の著者による小説。
恩田陸さんのピアノの作品『蜜蜂と遠雷』でも感じた、芸術の面白さを文字だけで伝えることは可能か、という課題をなんなくクリアしている。
両親を突然亡くし、箱に閉じこもった青年が水墨画と出会い、師匠と出会い、生きることや描くことの意味を見出していく。
タイトルの、線は僕を描く、が最後にはなるほどー!と思えて、響く言葉もいくつか見つかり、読めてよかった一冊でした。
ドラマチックな展開がなくても読ませるのは筆力があるからでしょうか。今後に期待の作家さんです。
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3位  伊坂幸太郎『逆ソクラテス (集英社文芸単行本)

稀代のストーリーテラー、伊坂幸太郎さんによる少年たちを主人公にした短編集。
大人の立場でも子どもの立場でも読めて、壊れないけど壊れそうなジェットコースターに乗っているような感覚。楽しくて面白い展開だけど、確かに、と考えさせてもくれる満足度の高さはいつも通り。
「人が試されることはだいたい、ルールブックに載っていない場面なんだ。」
「ギャンブルじゃなくて、チャレンジだ」
ドキドキしたあの話の後日談が、別の話で紹介されていて、ホッとできたハッピーエンド感。小中学生が読んだらどんな感じなんだろう。
また忘れた頃に読み返したい作品です。
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4位 マイク・ヴァイキング 『ヒュッゲ 365日「シンプルな幸せ」のつくり方

ヒュッゲな時間を過ごすための指南本。
著者はデンマークのコペンハーゲンにある、ハピネス・リサーチ研究所勤務。
なぜデンマークは世界一幸福な国と言われるのか、大きな要素であるヒュッゲをテーマに書かれた本書。
世界中でベストセラーになったそうなので、幸福に関する関心は万国共通なのだと思われます。
イェンスさんの「日本で、ヒュッゲに暮らす」の方がよりヒュッゲの心地よさが伝わってきましたが、具体的なノウハウ、分析が紹介されているのがこの本の特長。
幸福には感謝が必要、重要というくだりが心に残りました。
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5位  楳図かずお『漂流教室 文庫版 コミック 全6巻完結セット (小学館文庫)

楳図かずおさんの昭和の作品。
昔少しだけ読んで、結末が気になり続けていた、荒廃した未来へ学校ごと飛ばされてしまった子どもたちのサバイバル物語。
メルカリで見つけて全巻大人買い。
読み終えて、いやはや全く古くないことに驚き。また、今だから響く親子の愛情と信頼関係と狂気。
眠り続けるキーパーソン西さんの存在は、生産性云々で語られるハンディキャップを持った人の存在価値というか気づかせてくれる新たな視点というメタファーではないかと思いました。
大人が全く頼りにならない、逆にクズだったりするのですが、いざ自分がそうならないかは自信がない。
とにかく面白かった、読めてよかった!
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6位  小島美羽『時が止まった部屋:遺品整理人がミニチュアで伝える孤独死のはなし

若くして遺品整理に携わるひとりの女性の所感を、孤独死のリアルを伝える自作のミニチュアの写真を紹介しつつ伝えてくれる一冊。
本物だとしたら目を向けるのが辛い状況も、作りものであることでまじまじと眺めたくなる不思議。でも、作りものとは思えないリアルさに、圧倒される。
例えば床に染み込んだ溶けた体液の滲み。ギトギトに放置されたキッチン壁、シンクに溜まったゴミの山。
そこに、一人の人間の生活が、人生があったことを思い出させてくれる。
モノが、ひとを、人生を語る。
どんな風に生き、どんな風に逝くのか。
何を残し、何を遺すのか。
誰もが迎える死を、そして生を、ひととの付き合い方を考えるのに効果的だろう一冊。
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7位 万城目学 『鹿男あをによし (幻冬舎文庫)

お出かけしなくても、奈良、京都を旅してきたような、しかも不思議な体験までできた気持ちになれる万城目学さんの小説。
今回も楽しめました。
神経衰弱な大学院生が二学期だけ教壇に立つ。職場は奈良の女子高。
話す鹿、マイシカで通うという女子高生、マドンナ、ライバル、試練、謎、ピンチ。
邪馬台国の謎に迫ることもできて、わくわくできました。日本の歴史は面白い。
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8位 ROLAND 『俺か、俺以外か。 ローランドという生き方

真っ直ぐなひとだな、という印象を受けました。
実際、曲線が苦手で、直線、スクエアが好き。整理整頓も病的なほど、とあるので全てにおいて真っ直ぐなひとのようです。サッカーをしていた時代も、寄り道なし、とにかく一筋、脇目も振らず一直線。よって高校生にありがちな思い出もない、と。
彼の印象的な言葉を編集者が選び、それを本人が解説するスタイルの生き方指南というより自己紹介。
押し付けるわけでも正しさを主張するものでもなく、ローランド流を紹介してくれています。
彼は、ものすごく、真っ直ぐに自分自身のことが好きだし、好きでい続けたい人。
だから、好きな自分でいるために、努力を怠らない。人生の主役を絶対に譲らない。
見えないところでもかっこよくいたい理由も納得。
「大好きなあの人に、いつも最高の状態で会いたくない?」
この「大好きなあの人」も、会う人も、どちらも彼にとっては、自分自身、ローランドだから。
常に心掛けているのはエレガントであることと洗練されていること、と書いてありましたが、潔くあることも該当していると思いました。でもそれは彼には当たり前なので書いてないのでしょう。
潔く真っ直ぐに、美しく生きているひとに出会える一冊でした。
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9位 酒井順子 『おばあさんの魂 (幻冬舎文庫)

軽妙な語り口ながら、そうそこ!を突いてくる気持ちよさをいつも感じさせてくれるエッセイスト酒井順子さんの「おばあさん」をテーマにしたエッセイ集。
市川房枝、オノヨーコ、がばいばあちゃや、瀬戸内寂聴、ターシャ、いじわるばあさん他、その生き方から何を感じ、何を学べるか。酒井順子さん自身の祖母についても語られていて、読者は自らの祖母についても思い返すことができるはず。
祖母という存在。おばあさんという存在。
いつかなるかもしれないおばあさんというものに、どうなっていくのか。
ところどころでハッとさせられるメッセージに出会えるのが爽快なエッセイ。
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10位 上橋菜穂子 『闇の守り人 (新潮文庫)

再読。
精霊の守り人ではヨゴ国の王子チャグムを守った用心棒のバルサが母国カンバルに戻り、養父で恩人のジグロのために、再び最善を尽くす。
何のために先へ進み、槍をふるい、戦うのか。失われた時間を悔やんでも仕方がないと分かっていても浮かぶ怒り。
バルサに共感したく、バルサに共感してもらいたくて、手に取った一冊。
彼女のように、強く、優しく生きられたらと思います。
素敵な物語を描いてくれる上橋菜穂子さんに感謝。
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11位  木村榮治『プロに学ぶ遺品整理のすべて

実父の遺品整理サポートを依頼し「もういいです」と途中で断る経験をされた著者は、心に寄り添う遺品整理サポートの必要性を感じ、育成団体を立ち上げる。
各地で働く遺品整理士の仕事の内容について、また遺品整理に必要な諸手続きについて、わかりやすく書かれており、誰もがいつか必ず直面する課題への参考書となる一冊。
片づけサポートを仕事として行っている人は必読だと思います。
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12位 草間雅子 『草間雅子の美しい身じまい

片づけ本で大事なことは、二つ。
片づけをしたくなる、意欲をかきたててくれることと、具体的でやりやすい手法がわかりやすく紹介されていること。
美的収納プランナーによる本書は、その両方を程よく満たしてくれていると感じました。
片づけ本おたくの私にとっては、なので、ピンとこない人もわかりづらい人もいるかもしれません。
美的収納を進めていったら、終活が終わっていたというエピソードには共感。
シニア世代に差し掛かった時に、寄り添ってくれて、もっと楽しく美しく暮らせますよ、やってみませんかと語りかけてくれる本書は役立ちそう。優しく易しいので、読みながら眠くなりましたが。
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13位  『ビジュアル図鑑 日本の歴史

日本史をビジュアルの助けを借りて学ぶのに最高に役立つ図鑑。
自分が学生の頃に欲しかった。
大人になってからでも、それはそういうことだったのか、と納得できる解説が多数。
良書です。
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14位 堀江宏樹 『本当は怖い日本史: 勝敗と、策略と、欲望と、裏切りと― (王様文庫)

日野富子は悪女だった、頼朝は落馬して亡くなった、龍馬暗殺の黒幕。そういうことになっている、と私たちが思い込んでいる日本史のミステリーを科学的な検証で覆し、新しい解釈を教えてくれる楽しい読み物。
お岩さんの濡れ衣と江島生島事件、生類憐みの令の実情などがとりわけ面白く読めました。
呑みながらこんな蘊蓄を聞かせてもらえる飲み会なら参加したいなーと思える語り口もいい。世界史バージョンも読んでみたい。
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15位 吉田順 『源氏でわかる古典常識 パワーアップ版(別冊つき) (新マンガゼミナール)

源氏物語の大筋を、かわいらしさいっぱいの漫画を通して理解できる、普通に読み物として楽しめる学習漫画。東宮、方違え、入内、懸想文、裳着など、古文古典を学ぶ上で知っておきたい常識を自然と学ぶことができます。
それにしても、千年前にこの物語を紡いだ才女の筆力に、感服。また、そんな文学が残っていることに、日本人として誇りも感じます。読めてよかった。
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16位 中野信子 『毒親 毒親育ちのあなたと毒親になりたくないあなたへ (ポプラ新書)

カフェの隣の席から聞こえてきたこんなやりとり。
「ご依頼の件、人から聞いた話と、自分なりに考えてきたことと、研究の結果を多少盛り込んで、こんな感じで書こうと思いますが、オッケーですか?」
「あー、もう、それでいいです。修正不要です。バッチリです(そこそこの著名人がキャッチーなワードで書いたら売れるから。ウシシ)」
という妄想が浮かんだ、内容の薄さでした。
「サイコパス」のようなスパッと切れるような論を期待したのに、本書の中でもチラッと触れた下重暁子さんのアレと似たり寄ったりの印象を受けました。
それとも、ガチで読み甲斐のあるものを彼女は書いたのに、編集が骨抜きにしちゃったのかな。残念な一冊でした。
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本が読めるのは幸せなこと。

生きているうちに、読める本は、自分が思っているより多くないんですよね。

時間を大切に、読みたい本を読める有り難さに感謝して、
今月も、読書の時間を増やしたい、楽しみたい、と思います。

♪年間100冊読みたい本仲間♪

香織さん→『時間が増える仕組み作り SMILE LIFE』
ロリスさん→『ロリスの『これやった!』日記』
東條→『本が好きカテゴリー』『死ぬまでに読んでメモしたい100冊の本』『【一覧】片づけに役立つ本』『[一覧]既読捨てる気になる本』

→『2020年2月に読んだ本は11冊(トータル31冊)』
→『2020年3月に読んだ本は7冊(トータル38冊)』
→『2020年4月に読んだ本は13冊(トータル51冊)』
→『2020年5月に読んだ本は15冊(トータル66冊)』
→『2020年6月に読んだ本は20冊(年間トータル86冊)』
→『2020年7月に読んだ本は16冊(年間トータル102冊)』
→『2020年8月に読んだ本は16冊(年間トータル118冊)』

さらにまとめ→『2020年読めて幸せを感じられた本ベスト10冊』

読書は愉しい。
私にとって、とてもヒュッゲな時間だから。


今月はヒュッゲの本に出会えて嬉しい、浜松のライフオーガナイザー、東條真紀でした。

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9月に絶対読みたいカマたくさんの本^^

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