2019.06.19 Wednesday
最後だとわかっていたなら
誰と一緒にいたかっただろう
誰に何を伝えたかっただろう
最後に何を食べたかっただろう
最後にどこに行きたかっただろう
最後にやっておきたかったことは何だろう
最後に読みたかった本は何だっただろう
最後に観たかった映画は何だっただろう
誰に会いたかっただろう
誰の声を聴きたかっただろう
最後にどこで過ごしたかっただろう
何を遺したくなかっただろう
何を遺したかっただろう
生まれて、生きて、死んでいく。
わたしたちは、ひとり残らず、そのさだめの中で、生きている。
生きて、そして逝く。
謝りたかったのは誰に
ありがとうを言いたかったのは誰に
さよならを言いたかったのは誰に
伝えたい人、伝えたいメッセージがあるならば
間に合わなくなる前に届けないとね。
ここでも、伝えられるなら伝えたい。
出会ってくれて、ありがとう。
あなたに会えて、よかった。
幸せでした。
わたしは大丈夫です。
あなたも大丈夫でありますように。
今を生きていきます。
過去にとらわれず、未来を憂えず、今を味わって、生きていきます。
与えられたものを受け取って、大事にしていきます。
与えられるものを届けて、喜んでいただけるように努めます。
生かされているから。
ともに生きている大切な人たちと、大切な時間を、しっかりと生きたい。
そんな思いを、ここへ残しておきます。
2019年6月19日 東條真紀
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