2019.02.10 Sunday
大切なものは何?と問いかけてくれる優しく美味しい一冊でした『マカン・マラン』
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素敵な本を読みました。
古内一絵さんの『マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ』。
柚木麻子さんの『3時のアッコちゃん』みたいな話、と言えばわかる人はわかるかと。
どちらも、食を通して、人を元気にする話。
そして、読んだ人も元気にしてくれる話。
読書にはタイミングがあると思うのですが、
今のタイミングで読めてよかったな、と思いました。
夜だけ開く常連のための食堂、マカン・マラン。
そのお店の主人は、身長180センチを越える、体は男性、心は女性、シャール。
お店を訪れた人同様、最初は驚くし、戸惑うけれど。
読み終えて、こう思いました。
シャールに会えて、よかった。
早期退職を迫られた塔子に会えて、よかった。
先の見えない中で足掻くさくらに会えて、よかった。
自分らしさと自分の居場所を大事にしたいジャダに会えて、よかった。
日常のささやかな喜びを取りこぼさない老婦人に会えて、よかった。
誰しも、自分にとって、大切な、守らなければいけないものがある。
大切なものを、守らなきゃ。
人生において、大切なものを。
自分にしか、守れないものを。
誰かにバカにされても、認めてもらえなくても、
孤独に陥っても、苦しくても、痛くても、
自分が守らないといけないものやことがある。
そのために、できることをしなくちゃね。
そうだ。
本当にそうだ。
そうしない道も選べるけれど、私もそっちを選びたい。
お話の中の登場人物のそれぞれが、自分で決めた道を選んだように。
自分の大切なものは、自分が守らないと。
そんな風に思えて、力が湧いてくる小説でした。

私もいつか、『マカン・マラン』に行きたいな。
シャールの優しさでできたご飯をいただいて、
体の栄養だけじゃなく、心の栄養も得られるような
そんな時間を過ごしたい。
『マカン・マラン』に行かなくても。
自分で近く努力をすればいい。
そっか、そうだよね。
なぜなら、
「当然よ。あたしたちは、なんだってできるのよ」
ちょっと泣きそうになるラストですが、
続きがあるとわかったから、ほっとしました。
シャールに会いたい。
彼女の言葉を聴きたい。
聴かずにいられない、私がいます。
次はこれ読みます。
→『女王さまの夜食カフェ マカン・マランふたたび』
→『さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい 』

あなたのおすすめ本、是非是非教えてくださいませ!読書大好き、浜松のライフオーガナイザー、トトノエルの東條真紀でした。
アッコさんとシャールさん、きっと知り合いだとしたら、仲良くなれそう。
どっちも一目置いちゃっててね。
あ、『妖怪アパートの幽雅な日常』のルリ子さんも、是非是非加えたーい!
(この3人のこと、わかる!というあなた。結婚しましょう^^)
ポチ!の応援励まされています。ありがとうございます。^^



素敵な本を読みました。
古内一絵さんの『マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ』。
柚木麻子さんの『3時のアッコちゃん』みたいな話、と言えばわかる人はわかるかと。
どちらも、食を通して、人を元気にする話。
そして、読んだ人も元気にしてくれる話。
読書にはタイミングがあると思うのですが、
今のタイミングで読めてよかったな、と思いました。
夜だけ開く常連のための食堂、マカン・マラン。
そのお店の主人は、身長180センチを越える、体は男性、心は女性、シャール。
お店を訪れた人同様、最初は驚くし、戸惑うけれど。
読み終えて、こう思いました。
シャールに会えて、よかった。
早期退職を迫られた塔子に会えて、よかった。
先の見えない中で足掻くさくらに会えて、よかった。
自分らしさと自分の居場所を大事にしたいジャダに会えて、よかった。
日常のささやかな喜びを取りこぼさない老婦人に会えて、よかった。
誰しも、自分にとって、大切な、守らなければいけないものがある。
大切なものを、守らなきゃ。
人生において、大切なものを。
自分にしか、守れないものを。
誰かにバカにされても、認めてもらえなくても、
孤独に陥っても、苦しくても、痛くても、
自分が守らないといけないものやことがある。
そのために、できることをしなくちゃね。
「苦しかったり、つらかったりするのは、あなたがちゃんと自分の心と頭で考えて、前へ進もうとしている証拠よ」
だから、今はなにも見えなくても、絶望する必要はない。(p185)
だから、今はなにも見えなくても、絶望する必要はない。(p185)
そうだ。
本当にそうだ。
そうしない道も選べるけれど、私もそっちを選びたい。
お話の中の登場人物のそれぞれが、自分で決めた道を選んだように。
自分の大切なものは、自分が守らないと。
そんな風に思えて、力が湧いてくる小説でした。
ゆっくりとシャールは自分の胸に手を当てた。
「足りなければ、満たせばいい。空っぽなら、埋めればいいのよ」(p184)
「足りなければ、満たせばいい。空っぽなら、埋めればいいのよ」(p184)

私もいつか、『マカン・マラン』に行きたいな。
シャールの優しさでできたご飯をいただいて、
体の栄養だけじゃなく、心の栄養も得られるような
そんな時間を過ごしたい。
「それなら、私にもできるかも」
「当然よ。あたしたちは、なんだってできるのよ」(p184)
「当然よ。あたしたちは、なんだってできるのよ」(p184)
『マカン・マラン』に行かなくても。
自分で近く努力をすればいい。
そっか、そうだよね。
なぜなら、
「当然よ。あたしたちは、なんだってできるのよ」
ちょっと泣きそうになるラストですが、
続きがあるとわかったから、ほっとしました。
シャールに会いたい。
彼女の言葉を聴きたい。
聴かずにいられない、私がいます。
次はこれ読みます。
→『女王さまの夜食カフェ マカン・マランふたたび』
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