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【1分で名著】001「破天荒フェニックス」
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やってみたくなったので、チャレンジ。


甥っ子の結婚式の往復で読みました。
没頭できたので、あっという間についた感じでした。

倒産する!と言われたメガネ販売会社の経営を引き受けた若き社長(と資金担当奥野さん、他仲間のみなさん)が、金策のピンチを次々と切り抜けながら、会社を立て直していく、ビジネスエンターテインメント小説。

ノンフィクションのようで、一部フィクション。

心に残ったところ。

やる気満々の商品部の高橋さんのアピールに対して。

「いいですよ!やってください!それだけ今までやりたいことがあったんなら、もう好きにやっちゃってくださいよ」(p95)

「何で?社長の俺が、今ここで良いって言ってるんだから、良いんですよ。そんな悠長なこと言ってる時間なんてないんですから、もう今この場で部長に任命しますよ。すぐに商品部長の名刺を作って好きに働いてください」(p95-96)

破天荒エピソードがいっぱいなのですが、これもその一つかな。

本質を見誤らない。
形式にこだわらない。

それを最大限に発揮したシーンだと思いました。


田中修治『破天荒フェニックス オンデーズ再生物語

資金繰り担当の奥野さんがこれまた地味だけど、かっこいい。
裏のというか、真の?主役はこの方かも。
彼の奮闘ぶりがなければ、資金繰りはショートしてただろうから。

「超楽天主義の社長らしくもないですね。まあ資金繰りで苦労するのが私の仕事です。金の苦労の要らない会社なら、自分なんて必要ないでしょう。たくさん仕事を作ってもらってありがたいくらいですよ、ハハハ」(p115)

「別に嫌味なんかじゃありませんよ。私は昔から苦労をするのが、嫌いじゃない性格なんですよ。それに時々失敗する人間の方が私は好きです。何でもソツなくこなして抜け目なく世渡りしている人間は、どうしてもイマイチ好きになれない。少しおっちょこちょいで、何を始めるのか予測不能。破天荒なくらいの方が人間らしくていいじゃないですか。味がある。だから私は社長を嫌いになれない。」(p116)

会社への思い、仕事に対するスタンス、取引先との思惑の違い。
人の数だけ、違いがあって、うまく行ったり、拗れたり、対決したり。

「同じ目的に向かっているようでも、人によっては見る角度が変わり、角度が変わると見える景色は、まるで違うものになる。そして、そのズレは時に予想もしない程、醜い軋轢を産み落とす。」(p139)

ピンチの波が少しずつ大きくなって、でもこれはもう乗り越えられないかも、という大波に飲まれそうになった時に。

「肌を刺すような夜風が吹き込むミナミの繁華街の裏路地で、何かしらの言葉を口に出すのも、息をするのすらも全て億劫になるくらい、僕は屈辱と苛立ちと怒りがすべて入り混じった複雑な気持ちになっていった。」(p139)

仕事に対するスタンスをどう持つのか。
震災後、東北の家族を探すおばあちゃんとの出会いのエピソードは、自分自身の仕事に対しても、考えさせられました。

「私それで、さっき作ってもらったばかりの、このメガネを掛けて、恐る恐る掲示板の前に行ったの。もう心臓が張り裂けそうな程、とても怖かったわ。でも必死に感情を押し殺して、こう文字を一つ一つね、追いかけたの。
そしたらね、別の避難所にいる避難者名簿の中から、家族全員の名前が、私の目に飛び込んできてくれたのよ!家族の無事をこの目でね、確認することができたの。あなたたちのおかげで、私は家族に会えるのよ!明日になればすぐに会いに行くことができるのよ!
あぁ見えるということはなんて素晴らしいんだろうって、目がよく見えることのありがたさを、これほどまでに感じたことはなかったわ。だからこんなものしかなくて本当に申し訳ないんだけど、この差し入れをね、せめて受け取ってほしいのよ。今日はね、来てくれて本当にありがとう、本当にありがとう、本当にありがとう。」
(p214-215)

働くというのは、側(の人)を楽にすること、というのを以前読んだことがありますが、誰かを喜ばせるのが働くということ。それが仕事。
その対価としてお代をいただくのが、商売。

その基本に立ち返ることができるエピソードだな、と思いました。


(私にとっても、なくてはならない老眼鏡。オンデーズじゃないけど)

「偽善だろうが売名行為だろうが、自分たちの届けたメガネで幸せになれた人がいる。そういう人が一人いただけでも、ここに来た甲斐があったじゃないか。
そう実感できたことで、僕の心はどこまでも軽くなり、そして救われた。助けてもらったのは僕らの方だったのかもしれない。」
(p216)

大切なのは、結局、人。

「企業は『人』そのものなのだ。優秀な人を惹きつけることができなければ、企業は絶対に経営者の能力以上には成長をしない。」(p409)

本社を移転した時に、人を集めるには人が集まる、集まりたくなる場所にすることが重要だと。そこに魅力ある何かがあるか、は本当に大事。
自分が所属しているチームに、それがあるか。
家族もチームと考えたら、家庭にもその「何か」を作っていくことは大切ということになる。

台湾でのチャレンジを経て。
「人は新たな希望を逃すよりも、既に手にしているものを失うことの方が、遥かに怖い。」(p446)

既得権益を、いかに手放してもいいと思って、手放せるか。
コップにミルクがいっぱい入った状態で、ジュースは入れられない。
勇気を出して、手放すことができた人だけが味わえるジュース。

守りも大事。攻撃も大事。
そのバランスを取る舵取りの責任を負ったトップは、大変だけどやり甲斐もあるんだろうなぁ。

人生は、選択。

人生は、チャレンジ。

チャレンジできるうちに、やっとかないと。

というわけで、動画で紹介してみます。
アウトプットはもっとも苦手なので(表現の星「食神&傷官」を一つも持っていないし、自覚ありあり)、チャレンジすることで少しでも上達したらいいなと思っています。



本の、読書の、面白さが伝わるといいな。

田中修治『破天荒フェニックス オンデーズ再生物語

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