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【実家片づけを考える本】同居の場合はどうなのか問題
『【実家片づけを考える本】実家は自分の家かそうじゃないか問題』、考えるきっかけにしてくださった方がいて、嬉しく思います。
私の周囲にはわりと「実家は行く家、帰る家じゃない」人が多くて、実際の割合はどうなんだろう?と思ったり。

が、言葉足らずだったか、というか想定してなかったケースはどうよ?と思ったので「同居の場合はどうなのか問題」について、今考えていることを書きます。

(okayuさん、ごめんね、そして考えるきっかけくれて、ありがとう。
わたしは、あの流れで処分しました、となってても、そーだよねー、と思ってた。)

考えるきっかけになった本はこちら。

堀川波『実家スッキリ化

同居の場合、勝手に捨てちゃダメ?

同居でも別居でも自分のものじゃないものを勝手に捨てるのは基本的にNGだと私は思います。
なぜなら、自分がされたら嫌だから。
でも人によって「勝手に」が嫌な人、「捨てる」が嫌な人、平気な人がいるだろうから、そこはケースバイケースかも。

同居だけど勝手に捨ててもいいと私が考えるケース

所有者が管理責任を果たしていないなら、ありだと思います。
同居の親が使ってないもの、これからも使わないもの、把握できていないものを処分するのは、管理者の権限でしていいと思う。(ダメだと思う人もいていいし、今の私がそう考えるだけです)
だって管理するのは、管理者だもの。管理者、大変だもの。管理者が楽なようにしたらいいと思います。ストレスを我慢する必要はないと思う。

「私は家は生きているものだと思っています。家を生かしているのは、そこに住む人です。暮らしながら手入れをして、家が喜ぶことをしてあげられたらと思います。」(堀川波『実家スッキリ化』p106)

キーワードは「手入れ」。
手入れ、してるかどうかがキモ。

所有するからには、管理する責任が生じる。
管理するというのは、モノといい関係を築けること。
具体的には、家に迎え入れてから、居場所も用意し、それを覚えていて、適切に使用して、消耗して、最後は送り出すこと。
しまいこんでて忘れてる、使ってない、使わない、というのはそれができてないわけだから、モノに対しても、空間に対しても失礼。
でも誰かが管理しなくちゃならなくて、その責任を肩代わりしている人がいるなら、その人の権限でどうするか、決めていいと思う。

私だったらどうするか A案

いつも使っているものだけを使いやすいように収めます。→一軍
使っていない、これからも使わないもので本人も手放していいものは処分(方法は、ウエスだったり、リサイクルだったり)。→戦力外
使っていない、これからも使わないもので本人が手放したくないものは、別の袋にまとめます。(我が家の夫のシーズンオフの靴下は透明ジップロックに入れています)→本人にとっての二軍
二軍は、よく使うもののそばに置いておきます(下とか奥とか。袋なのでまざらない)。
明らかに使わないとわかっていて手放したくないもので、収まりきらないものは、別の袋へ。→三軍

三軍が1年、2年の保留期間を経てもお呼びがかからなければ(ほぼかからないとは思いますがもしもに備えて)、その時点で「勝手に処分」してもいいんじゃないか、と私は思います。

理由は、「思い出せないということは、管理責任を果たしていないから」です。

私だったらどうするか B案

自分のスペースじゃない、と割り切って、気にしないことにする。
夫の靴下は管理(洗濯してしまって補充して)しているから、気にしますし、手も口も出すけれど、彼のプライベートスペースなら、任せます。もしスゴイことになっていても、気にしない。
そして、自分のスペースを整えることに力を注ぎます。

私だったらどうするか C案

こっそり勝手に捨ててみて、様子を見る。
気づかないなら、それはそれでいいのでは。

私だったらどうするか D案

理詰めで暴れ堂々と捨てる。
「もっとええのん、こうたるから!」と松居一代方式を試す。

同居嫁がつらくならないために

正直、アドバイスになるようなことは何も言えません。
私自身が同居の経験がなく、祖母につらく当たられる母を見て育ちました。
円満に暮らしていくためには、嫁の努力よりも、迎える側の気遣いが必要、に尽きると思います。
だって、もともとずっとそこに暮らしていた人と、これから暮らす人の暮らしやすさは比較にならないもの。すでに出発点からフェアじゃないもの。ものすごいハンデがあるんだから、ハンデの分、気遣いが必要なのは当然。

私の尊敬する叔母は、それができる人でした。というか今もしてます。
「水くさいくらいがちょうどいいのよ」
本当にそう思います。

なので、嫁が頑張っても限界がある。

迎える側が努力しようよ。
双方努力は必要だろうけど、迎えるほうが多めでやっと「結果の平等」が得られると思うから。

なので、そこそこ、頑張ってるなら、わたし、頑張ってるー!ここまではするけど、これ以上はしない、以上!でいいと思います。といっても難しいと思いますが。

というか、好きで一緒に暮らそう♡って決めた関係じゃないにも関わらず、一緒に暮らしてるだけでも今の時代には大変難しいことをなしえている。

誰のおかげで今のこの暮らし、できてると思ってるの。

と、こっそり、思っていいと思います(言うとカドが立つから、思うだけ)

考え方は、人それぞれ。
一度の人生だから、自分が楽に、気持ちよくいられる思考を選択できる自分でありたいと思います。
それを応援できる自分で、ありたい。

同居してないお前に何がわかるー!!!という思いも、ありです。めちゃくちゃありです。
私だったら絶対そう思います。

あなたがどう思うか、自由です。限りなく自由です。
どう伝えるか、はちょっと考えたほうがいいかもだけど、とにかく思いは、自由です。

ちょっとしんどいなー、なあなたの今日一日が自由で、楽で、楽しいものでありますように。

東條真紀
浜松のライフオーガナイザー、トトノエルの東條真紀でした。

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コメント
sonicaさん、こんにちは!
「ごめんね」だなんてとんでもないですよ〜
本の感想の記事をいつも楽しく読ませてもらっていて
今回もそう、興味深くて面白かった!
読んだ後に色々と考えることが好きなので、記事から良い気付きをもらえて嬉しかったんです。

同居の場合だったら?というsonicaさんの考えを書いてくださってありがとうございます。
なんと丁寧な〜〜これまた読み応えのある^^
使わないけど捨てたくない肌着と着たい肌着が混ざっていると取り出す時に面倒だけど
袋に入れて分けておけば分かりやすくていいね!
当分は勝手に捨てないことにしたので、これは早速実行してみます。
「管理者」か〜、この先は分からないけど今は義母の気持ちを尊重するべきだと考え直しましたよ。
そもそも「こっそり」とか言ってる辺り、自分でも後ろめたかったんだよね。

私がぶつぶつ書いているのを読んでくれて沢山考えてもらえて有り難かったです^^
| okayu | 2017/09/13 5:53 PM |
>okayuさん
こちらこそ、書いて、反応してもらえて、そこから自分も気がつくことがあって、考える機会をもらえて、ありがたかったです(^_^)
同居はほんとうに、難しいよね。好きでしてるんじゃないもんね。それでも少しでも快適なようにしていきたい、という思いはみんなあるだろうし(と信じたいw)、といってどれくらいがちょうどいいか、楽か、快適か、満足かは違うから、その調整が難しいんだよねー。
使ってないけど使うから取っておいて!はうちの夫がそうなので、わかるようにしておく、でも管理する私の邪魔にはならないようにする、のが折り合いポイントです。
たぶん、同じように感じてる人はいっぱいいるから、okayuさんの記事読んで、わたしだけじゃないんだーとほっとした人はいると思います。なのでまた書いてねー、読みたいからー!(^_^)
| okayuさんへsonica | 2017/09/14 10:26 AM |
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