2011.05.02 Monday
[読んだ捨てる!本99]堀之内 九一郎『お金持ちほど「捨て方」がうまい!』
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『お金持ちほど「捨て方」がうまい!』
堀之内 九一郎
青春出版社
ホームレスからスタートし、中古屋のフランチャイズで年商102億円までに成長させた成功者、堀之内 九一郎さんの著書です。
ホンモノ、へのこだわりが印象に残りました。
「私は、中古品をとおして、もっと物を大切にしようと訴えていきたい。豊かな自然を守るためには、物作りにホンモノを求めなくてはいけない。ごみを出さない、物心豊かな暮しは、中古をよく理解し、上手に活用することによって実現できるんです。」(p53)
創業前に一年間、ごみ拾いをしたことが商品知識を深める勉強になったと著者。
多種多様な物がごみとして出され、その中には思いがけず高価だったり貴重だったりする物もあったそうです。
持ち主の死後、古くて汚くて、と価値がわからないまま遺品がリサイクル品として処分されてしまうケースも。
「元々の所有者は、いい物と思い、価値も分かっていたんでしょうが、家族もそう思っているとは限りません。」(p59)
だから、生きているうちに。わかる人がわかるうちに。リディア・フレム『親の家を片づけながら』の叫びが思い起こされます。
ごみとは何か。
使えるものでもごみとして出したら、それはごみ。
使えなくてもあげる、という場合は、ごみじゃない。
出す場所、置く場所によってごみになったりならなかったりする。
「物の価値観を見出すことができなければ、どんな物も『ごみ』になる。物の価値観を見出せれば、それは『ごみ』ではない。」(p77)
大切なのは、価値があるかどうか。
価値を見出せるかどうか。
これだけごみ問題が課題となっている原因は、物の価値を見出せない人が多くなっている、見出せないモノを気軽に手に入れ手放す(また、手放さずにためこむ)人が多くなっている(メーカーや売り手の責任も大きい)ということ。
これを少しずつでも変えていくことがごみ問題を解決していくためには、必要なんじゃないかと思います。
仕事の話もよい刺激になりました。
「真の欲求をもてるか、否かーーこれだけ。人間の能力は大した差はない。本当の欲求をもつと、ものすごい能力が出る。よく『成功とは、成功すると自分で決めた時に成功する』とか『成功するまでやり続ければ成功する』というが、本当にそうだな、と私は思う。」(p140)
「人間は、『勝者のリズム』と『敗者のリズム』がある。」(p148)
リズムにのるためには、呼吸も大事ですね。
自分の呼吸を知る。深呼吸できるように、要らないモノやコトを手放す。
「この商売やってると、皆さん何を基準にして価値観を決めているのかな、と思うことが毎日です。」(p163)
基準、価値観がやっぱりキモ。それがないとぶれる、迷う、決まらない、安定しない。
ぶれない価値観。自分なりの価値観を持つことが大事なのでしょう。
一番がつんときたのは、この言葉。
「現在の日本人は、人生を定住してない。一生涯、仮住まいをしているような生活をしています。」(p166)
借り住まいのまま、一生を終えたいか否か。
いつでも、どこでも、ここが一番!といえるこころもちでいられる自分でありたい。
使い捨てのモノに囲まれた暮らしからの脱却。
親としてのヒント。
「人間、楽しむために生きている。子どもに、人生は楽しいな、遊びって楽しいな、そう思って生きていかれる基本プログラムを植えつけることが、俺はしてやれたかなと思っています。」(p184)
帰りたくなるうちへ。
わくわくするうちへ。
大好きなうちへ。
シフト!
堀之内 九一郎
青春出版社 『お金持ちほど「捨て方」がうまい! (青春新書インテリジェンス208)』(Amazon)
『お金持ちほど「捨て方」がうまい!』(楽天)
読んだ本の一覧&ガツンときたその本の一言はこちら。
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『お金持ちほど「捨て方」がうまい!』
堀之内 九一郎
青春出版社
ホームレスからスタートし、中古屋のフランチャイズで年商102億円までに成長させた成功者、堀之内 九一郎さんの著書です。
ホンモノ、へのこだわりが印象に残りました。
「私は、中古品をとおして、もっと物を大切にしようと訴えていきたい。豊かな自然を守るためには、物作りにホンモノを求めなくてはいけない。ごみを出さない、物心豊かな暮しは、中古をよく理解し、上手に活用することによって実現できるんです。」(p53)
創業前に一年間、ごみ拾いをしたことが商品知識を深める勉強になったと著者。
多種多様な物がごみとして出され、その中には思いがけず高価だったり貴重だったりする物もあったそうです。
持ち主の死後、古くて汚くて、と価値がわからないまま遺品がリサイクル品として処分されてしまうケースも。
「元々の所有者は、いい物と思い、価値も分かっていたんでしょうが、家族もそう思っているとは限りません。」(p59)
だから、生きているうちに。わかる人がわかるうちに。リディア・フレム『親の家を片づけながら』の叫びが思い起こされます。
ごみとは何か。
使えるものでもごみとして出したら、それはごみ。
使えなくてもあげる、という場合は、ごみじゃない。
出す場所、置く場所によってごみになったりならなかったりする。
「物の価値観を見出すことができなければ、どんな物も『ごみ』になる。物の価値観を見出せれば、それは『ごみ』ではない。」(p77)
大切なのは、価値があるかどうか。
価値を見出せるかどうか。
これだけごみ問題が課題となっている原因は、物の価値を見出せない人が多くなっている、見出せないモノを気軽に手に入れ手放す(また、手放さずにためこむ)人が多くなっている(メーカーや売り手の責任も大きい)ということ。
これを少しずつでも変えていくことがごみ問題を解決していくためには、必要なんじゃないかと思います。
仕事の話もよい刺激になりました。
「真の欲求をもてるか、否かーーこれだけ。人間の能力は大した差はない。本当の欲求をもつと、ものすごい能力が出る。よく『成功とは、成功すると自分で決めた時に成功する』とか『成功するまでやり続ければ成功する』というが、本当にそうだな、と私は思う。」(p140)
「人間は、『勝者のリズム』と『敗者のリズム』がある。」(p148)
リズムにのるためには、呼吸も大事ですね。
自分の呼吸を知る。深呼吸できるように、要らないモノやコトを手放す。
「この商売やってると、皆さん何を基準にして価値観を決めているのかな、と思うことが毎日です。」(p163)
基準、価値観がやっぱりキモ。それがないとぶれる、迷う、決まらない、安定しない。
ぶれない価値観。自分なりの価値観を持つことが大事なのでしょう。
一番がつんときたのは、この言葉。
「現在の日本人は、人生を定住してない。一生涯、仮住まいをしているような生活をしています。」(p166)
借り住まいのまま、一生を終えたいか否か。
いつでも、どこでも、ここが一番!といえるこころもちでいられる自分でありたい。
使い捨てのモノに囲まれた暮らしからの脱却。
親としてのヒント。
「人間、楽しむために生きている。子どもに、人生は楽しいな、遊びって楽しいな、そう思って生きていかれる基本プログラムを植えつけることが、俺はしてやれたかなと思っています。」(p184)
帰りたくなるうちへ。
わくわくするうちへ。
大好きなうちへ。
シフト!
堀之内 九一郎
青春出版社 『お金持ちほど「捨て方」がうまい! (青春新書インテリジェンス208)』(Amazon)
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