トトノエル

メールはこちらへ。
sonica00@gmail.com

トトノエル ↑ホームページはこちら


一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会

一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会

にほんブログ村 その他生活ブログ ライフオーガナイザーへ にほんブログ村 その他生活ブログ 片付け・収納(プロ)へ
カテゴリー
ARCHIVES
<< 捨てたモノ10/6 | main | 捨てたモノ10/7 >>
[読んだ捨てる!本92]荒井 有里『出したらしまえない人へ』
→夢を叶える2017年の10大ニュース→すっきり!講座のご案内はこちら


荒井 有里『出したらしまえない人へ

読みながら、悲しくなってきた一冊でした。
私もあきらめる、開き直らないとダメなのかなぁ、と。
悪あがきしたってムダなのかなぁ、と。

でもやっぱりあきらめたくないなぁ、と。

共感できるところと、つっこみたくなったところがいっぱいあった本でした。
よくも悪くも刺激的。

こころに残ったところ。

子どもを怒ってばかりいるお母さんの家が片づいておらず、そんなに怒らないお母さんの家はきれいに片づいているという事実。そこには精神的なゆとりの差があるのだと思います。」(p75)

これは統計とってるわけでもなく、怒る怒らないとゆとりのあるなしは無関係とはいわないまでも、言い過ぎじゃないかと思います。私の周りを見ても、話を聞いても、片づいてないおうちはいっぱいあって、その家庭が怒ってばかりかというとそうでもないし。
心のゆとりがあっても散らかっててそれはそれでいいのーというおうちもあるし。

片づいている家のお母さんは子どものいたずら、反抗期を成長過程のひとつとして受けとめるゆとりとともに、居心地のいい家での時間を楽しむゆとりも持ち合わせているのでしょう。逆に子どもを怒ってばかりいるヒステリックなお母さんは、居心地の悪い家で常にイライラと過ごしているのではないでしょうか。」(p76)

なんか、悲しくなってしまいました。
そこまでばっさり、言われてしまうと。

心の片づいている状態と、
おうちの片づいている状態と、
子どもに対する状態と、
全部イコールではないと思うのです。特におうちに関してはスキルがいるし。
子育てだってスキルがあるかないかで違ってくるし。

まずは、怒りたくなったらそのエネルギーを床に落ちているものをひとつ片づけることに使って、怒鳴り声を飲み込みましょう。」(p76)

時には思いっきり子どもと散らかして遊んじゃって、夜寝かしてから片づけてスッキリ!の落差を楽しむくらいの余裕を、と提案されてますが、そのまま寝ちゃうくらい疲れてると思うのです。寝かしつけてからささっと片づけられる程度なら困ってないと思うのです。
だって、「出したらしまえない人」でしょ?そんな人の家がささっと片づくとは思えない。

なんだかなー、でした。

節約に振り回される暮らしは、ゆとりというものを失わせてしまいます。」(p78)

居心地と節約を天秤にかけた時に、私も居心地を優先する方が結果的に、長期的には節約になる、と今は思います。節約は戦術であって戦略でないから、根本的な解決にはならない。
雨漏りしてたらバケツの置き方や数を工夫するのではなく、穴をふさぐことを考えなければ解決しない。そういうこと。

身なりを飾り立てるよりも、部屋の居心地のよさを追求するほうが、結果的には外見の美しさ、内面の美しさ、両方を磨くことにつながると思います。」(p90)

これもなんとなく共感。
全体を通して、これまでの収納本と一線を画そうという編集方針?があるのか、言い切ってたり説明不足だったり、あえて反感を買う言い回しをしたりしているのに、もどかしさを感じます。せっかく役立つ内容なのにもったいないなと。

収納について。
収納とはしまうことだと思い込んでいませんか。
(略)
ものはしまうためではなく、使うためにある。これは当然のこと。だから、使いやすくしてあれば、いっそしまわなくてもいいのではないかと思うのです。よくいわれる”見せる収納”ですね。
」(p140)

使いやすさは人それぞれだから、これも正解。
がんばりすぎて、殺風景で生活感がなさすぎて、寛げない空間にしてしまうことのないよう、楽しさや居心地のよさを大事にした家、部屋づくりがいいのでは、と。

私の場合は、さらに見せる、見えるモノだから、なるべく目に入ってストレスの元にならないモノを、できれば嬉しくなるようなモノを選ぶといいと付け加えたいです。すごく気持ちが上向きになれるから。いまいちなモノを増やしたくなくなるから。

第三章「まわりの人をよく見てください。整理、分類にうるさい人に仕事ができる人がいますか」の中に、机を散らかしたままの人、机の上に何もおかない人が出てきます。どちらも自分にあった収納のルールを実行していて仕事もこなせている、と。

あなたも自分に合った、あなただけの収納ルールを見つければいいのです。それが見栄えのよくない方法であったとしても、他人から眉をひそめられようと、仕事がやりやすくなり、その結果、いい仕事ができるようになれば、万事OKではありませんか。」(p107)

自分にあった方法を、には共感。
でも、いい仕事、には他人から眉をひそめられないでする(できるだけ)、ということも含むと考えた方がいいんじゃないかと思います。チームで仕事をするならば。これもまた許容量がどれだけかに左右されますね。

洗濯物の収納もしかり。
タンスにしまう必要もないし、掛けたままでもいいでしょう、と。

たたまないことはだらしないわけではなく、むしろ賢い収納法、効率的な家事術だと、発想を転換してください。」(p159)

これもありだと思います。

『なんてだらしない!』と思いますか。ところが、これがすごく ラク。
食器を新しく使うたびに機械から必要なものを取り出し、使い終わったら流しに置いておき、使用済み食器がたまったらまたセットしてスイッチオン。これを繰り返していけばいいのです。つまり『洗ったまんま』収納ですね。
」(p156)

客観的にこう書いていただいたおかげで、だらしない自分の姿に気付けました。
できてない自分がいうのはほんとに情けないけど、私は『だらしない』と思います。
少なくとも、『美しくない』。
これでいいや、と思う自分にはなりたくないと思いました。
(やってる方がいるのは平気ですし、いいと思ったら取り入れるのをおすすめします。)

→と書くことで、放置しがちな自分にプレシャーを与えてます。美しくなろうね私。

しまえない人は、同じものを3つ持てばいい」(p160)にも賛成しかねます。
指定席に戻せない人は、あちこちに置いておけばどこかにあって見つけられるから、というのですが、そんな基準でいろんなモノを持ったら、あふれます。または埋もれます。そしたらいくつあっても見つけられません。見つけられても時間がかかってしまう。

探し物をしている間は本当にムダ。時間がもったいないとつくづく感じます。
そこで私は割りきりました。1つしかないから、なかなか見つからないのです。
」(p160)

たくさん用意することは、探し物の時間を増やすしお金ももったいないと思います。
ただ、使う場所に使うモノを、という意味では使う場所毎にはさみやテープ、ペンがあるのはアリだと思いますが、スパイスも複数、というのも賞味期限を考えるとちょっと真似する気にはなれません。
その辺の極端さも制作側の戦略なのかなぁ。確かに、おそらくどの整理収納本にも書いてないアイデアだと思いますが。

リビングだけスッキリさせれば快適に過ごせる」(p164)

これも、半分賛成、半分反対。

寝室は夜寝るだけの場所なのですから、脱いだ服が出しっぱなしになっていても、ドレッサーに化粧品がごちゃごちゃに置かれていても、かまわないではないですか。」(p166)

いやいやいやいや、かまわない自分になりたくないです。
一日の英気を養う場所ですよ?(と言ってるオマエの寝室は・・・m(__)mスッキリせねば!)
「それで片づけに追われて、イライラして家族にやつあたりするよりは」「とりあえずは」という但し書きがつくなら、納得ですが、それでよしとしてしまうのはどうかと。
ただ、これも価値観の問題かと思います。
「たかが寝室」なのか「されど寝室」なのか。見えない場所、細部が実は大事、だと思っているので(実行できてるかはさておき(+_+)\バキッ!)、構わない、というのは私はダメ。

一カ所に押し込んじゃって何が悪い。ぐちゃぐちゃの部屋あれば、とりあえず片づく」(p169)

出したらしまえない人、にはこの方法しかないのかなぁ。

これらの方法を取り入れれば、収納の悩みからはかなり解放されるのでは、と著者。
ハード、ソフト両面を意識して書いたので、片づくだけではなくてインテリア性もアップするのでは、と。
んなアホな。

と、出したらしまえない人な私でもちょっと勘弁を、というアイデア満載でしたが、共感できたところ。

私がインテリアに求めたいのは、いちばんに心地よさ。自分や家族が見て、使って、過ごして、心地よく感じることが第一です。」(p184)

著者の伝えたいメッセージはなんとなくは伝わってきましたが、やっぱり要らないモノを手放すこと、から。そこの言及がやや弱かったのが惜しかったなと思いました。

『出したらしまえない人へ―しまおうとするから片づかない』じゃなくて、『出したらしまえない人へー開き直ってとりあえず見えない場所へ放り込むか要るものはあちこちに出しておく。』だったらよかったかも。

でも、こういう考え方もありか!という意味で読めてよかったです。
言ってることとやってることの隔たりのある自分、にも気付かされました。
ありがとうございました。

出したらしまえない人へ―しまおうとするから片づかない』(Amazon)
出したらしまえない人へ』(楽天)

読んだ本の一覧&ガツンときたその本の一言はこちら
Amazonインスタントストアにジャンル毎にまとめてみましたのはこちらです。
ポチ!の応援励まされています。ありがとうございます。^^
にほんブログ村 その他生活ブログ 汚部屋・汚部屋脱出へ にほんブログ村 その他生活ブログ 片付け・収納(業者・アドバイザー)へ人気ブログランキングへ

|├1.片づけに役立つ本 | 固定リンク | comments(6) |↑TOP| 最新記事へ|
コメント
痛い(>_<)
バッサリ斬られてる〜
読んだら暫く呼吸困難に陥りそう(泣)
その半面酒の肴に朝まで語れそうな本です
| あきゅーぴー | 2010/10/09 6:06 PM |
「出したらしまえないへ」という本、なんだか開き直りというのか微妙な感じですね……(笑)

しまえないのは、その人にとって戻しやすくない収納だからというふうには行かないのですね。
なんだか、読んでいると悲しくなりそうな本ですねえ……。


| MAO | 2010/10/10 12:15 AM |
>あきゅーぴーさん
バッサリ、ですよね。
たしかにたやすく戻せる人と戻せない、または戻すのにかなり困難を極める人では同じやり方じゃダメだとは思うのですが、なんかね・・・
あはは!そうそう朝まで語れそう。語りたいですね。

自分たちなりの正解を見つけていきましょうねー。
| あきゅーぴーさんへsonica | 2010/10/10 8:24 AM |
>MAOさん
コメントありがとうございました。
開き直りも必要かもしれないとも思います。なんだけど、なんだけど・・・と見捨てられた感があったり。
味わからないんだから料理適当でいいだろみたいな。

そうそう、その人にあった方法で、という視点はいいと思うのですが、その方法があまりにも雑というか解決のようで解決になってない(ものもある)というか。

ただ、こういう考え方もあるんだよー、という選択肢があることでラクになる方がいらっしゃるならありかなと思います。
| MAOさんへsonica | 2010/10/10 8:26 AM |
sonicaさんの本の感想、整理本は特にいつも楽しみに読んでいます。
今回のもなんかいろいろ興味深く読ませてもらいました〜。
機会があったら手に取ってみようかなと思います。
同じところでつっこんでしまいそうですが(笑

実際、わたしも化粧品入れはごちゃごちゃだし、寝室もすごいけど、これでよしとは思えないです。
| saba | 2010/10/10 9:01 AM |
>sabaさん
コメントありがとうございました。
刺激的な興味深い本でした。片づけ得意な人には役立たないかもしれませんが、なかなかうまくいかない方には「そんなに気張らなくてもいいのか。・・・でもここまではやだけど」と思える、気晴らし感覚で読める一冊かも。
つっこむことで自分はどうやねん、と思えるし、図書館などで手にしてみて下さい(*^-^*)。

うん、ごちゃごちゃしてるの、よくない、って私思ってたんだわ!と思うことでちょっと片づけてみましょうかねー。
そのきっかけを与えてくれたこの本には感謝です。
| sabaさんへsonica | 2010/10/11 10:09 AM |
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://suteru-happy.cos.ciao.jp/trackback/1271417
トラックバック

おすすめお掃除グッズ

手と地球に優しいバイオ洗剤

ブログパーツ