2015.06.15 Monday
[片づけに役立つ本15]司馬理英子『ADHDこれで子どもが変わる』
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浜松を中心に家族ともっと仲良くなれるかたづけの仕組み作りをサポートしているライフオーガナイザーsonicaこと東條です。

(中3野球部。いよいよ来月最後の大きな大会へ向け、気合いを入れて)
丸刈りの途中でハートを作って遊ぶなんてこともできるようになったのも、おうちと思考とこころを整えたからではないかと。
(※過去記事を追記して再度アップしています)
以下、2010.4.9の記事。

司馬理英子『ADHDこれで子どもが変わる』
うちの子ADHD?
具体的にどうしたらいいの?
いろいろやってみているけどうまくいかない。
そんな悩みを持つ親御さんや学校関係者のためになる、具体的なアドバイスが書かれていて、とても参考になった一冊でした。
一つ一つ、実践して、親子ともども暮らしやすくしていきたいと思っています。
(歯科予約を二回もうっかり忘れた私・・・リハーサルにはマウスを忘れ取りに戻ったりorz)
ゴールカードを作る。
「きめた目標が毎日できたかどうかチェックします。できていれば、シールをはったり絵を描きます。壁にはって、その目標に重点的にとり組みます。これを一大イベントにします。次回に来るときには、忘れずに持ってきてもらいます。そして思い切りほめています。こうすると、かなりがんばれるものです。
一つの目標ができるようになったら、次は違うものに変えます。(略)そうこうしながら、問題に取り組むにはどうすればよいか、どこが問題なのかを具体的に考える習慣につなげていきます。」(p70-71)
シールがたまるとごほうびがあるようにするといいとあります。
できたことを見つけ、ほめる。ほめる。ほめる。
だから、がんばれる。
大人だって嬉しいし、視覚的にわかると励みになります。
「先生には、がんばるときと、そうでないときの差がありすぎるといわれていました。おふざけがすぎて学習の妨げになっている、クラスのおどけ者になっているというコメントもありました。けれども、発想のよさや行動力、ここぞというときのがんばりも、同時に認められています。」(p79)
これがADHDなら、やっぱり私もそうだと思います。
体罰と叱責、非難をやめる。
ゴールカードを使って目標を達成できるようにチェックする。
ちょっとしたことで、家庭の空気が変わっていく、と。
いい空気へ変えていきたいと思います。
そしてその空気を維持できるように。
やってはいけないことは。
たたく、ける、つねるという体罰。
言葉の暴力。
もしもしたくなった時は、気持ちを外へ吐き出す。害のないように。愚痴やノートに書くなど。
比較。
心がけるのは、わかりやすく、愛情を伝えていくこと。
そして、期待度を下げること。
ADHD対策で必須なのは、「紙と鉛筆」。
目標を大きいものから小さいものまで書いて、達成が見て分かるように書く。(シールでもOK)優先順位をつける。親も一緒にやるといい。
忘れ物対策。
連絡帳を書くことから。親がチェック&書けていたらシール。
次に、持参する物を揃える。手伝いながら。
(確かに昨年度これをやってたら改善していきました。私たち親子なりに、ですが)
部屋の片付け対策。
片付けの手順を教える。簡単にしまえるようにする。定位置をわかりやすくラベルなどを貼る。ゆとりをもたせる。必要なモノは必要経費だと思って購入する。定期的に片づける習慣をつける。定期的に棚卸しの整理をする、などなど。
これもごほうび作戦がいいかもしれません。
絵本の読み聴かせについて。
「親が100の小言を言うより、たった一冊の本が教えてくれることのほうが多かったりします。」(p137)
『モモ』が教えてくれた時間の大切さ。
『ゲド戦記』が教えてくれた光と影。選択と責任。
『まどのそとのそのまたむこう』が教えてくれた前向きになること。
『ラチとらいおん』が教えてくれた励ましの持つ力。
『だるまちゃんとてんぐちゃん』が教えてくれた親の姿。
『かようびのごちそうはひきがえる』が教えてくれた友情。
(・・止まらないのでこの辺で自粛。やっぱり本っていいですね!)
基本的な生活習慣を身につけさせるために。
一つずつ、一貫してやる。完璧を求めないということも大切。
心強いメッセージ。
「ADHDの子どもがしばしば持つ、好きなことへのものすごい集中力、ねばり強さや情熱、やさしさ、心の豊かさ、創造性などを十分に評価してあげましょう。」(p168)
「まちがってもオールラウンド・プレーヤーを目ざさないようにしましょう。」(p195)
しつけのコツ。
「まず要求度を下げることが大事です。
(略)
100%を望まず、目標を低くしてやること。基本的な部分をしっかり押さえる。できればいいけれど、できなくてもあまり実害がないことは大目に見る。先に延ばす。そして少しずつ目標を達成して、次の目標を目ざすことです。親があせっていると子どもも敏感に感じとりますので、長期計画を立てながらじっくりととり組みましょう。」(p203)
カニングハム・久子さんの言葉。
「自分の生んだ子どもだから、無条件で愛することができるというのはまちがい。」(p225)
「負わされた荷物がどんなに多くても、かつげない、背負えないほどの荷物は絶対に負わされてないものなんです。」(p227)
だから、大丈夫。
大丈夫、大丈夫。
だから、あきらめない。
きっとできる。自分なりにできる。
完璧じゃなくていい。
楽しんで、生きる!(*^-^*)
司馬理英子『ADHDこれで子どもが変わる』(楽天)
『新版のび太・ジャイアン症候群2 ADHDこれで子どもが変わる』(Amazon)
読んだ本の一覧&ガツンときたその本の一言はこちら。
読んだ本についてはこちら→「読んだ捨てる気になる本 」カテゴリ
Amazonインスタントストアにジャンル毎にまとめてみましたのはこちらです。
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(中3野球部。いよいよ来月最後の大きな大会へ向け、気合いを入れて)
丸刈りの途中でハートを作って遊ぶなんてこともできるようになったのも、おうちと思考とこころを整えたからではないかと。
(※過去記事を追記して再度アップしています)
以下、2010.4.9の記事。

司馬理英子『ADHDこれで子どもが変わる』
うちの子ADHD?
具体的にどうしたらいいの?
いろいろやってみているけどうまくいかない。
そんな悩みを持つ親御さんや学校関係者のためになる、具体的なアドバイスが書かれていて、とても参考になった一冊でした。
一つ一つ、実践して、親子ともども暮らしやすくしていきたいと思っています。
(歯科予約を二回もうっかり忘れた私・・・リハーサルにはマウスを忘れ取りに戻ったりorz)
ゴールカードを作る。
「きめた目標が毎日できたかどうかチェックします。できていれば、シールをはったり絵を描きます。壁にはって、その目標に重点的にとり組みます。これを一大イベントにします。次回に来るときには、忘れずに持ってきてもらいます。そして思い切りほめています。こうすると、かなりがんばれるものです。
一つの目標ができるようになったら、次は違うものに変えます。(略)そうこうしながら、問題に取り組むにはどうすればよいか、どこが問題なのかを具体的に考える習慣につなげていきます。」(p70-71)
シールがたまるとごほうびがあるようにするといいとあります。
できたことを見つけ、ほめる。ほめる。ほめる。
だから、がんばれる。
大人だって嬉しいし、視覚的にわかると励みになります。
「先生には、がんばるときと、そうでないときの差がありすぎるといわれていました。おふざけがすぎて学習の妨げになっている、クラスのおどけ者になっているというコメントもありました。けれども、発想のよさや行動力、ここぞというときのがんばりも、同時に認められています。」(p79)
これがADHDなら、やっぱり私もそうだと思います。
体罰と叱責、非難をやめる。
ゴールカードを使って目標を達成できるようにチェックする。
ちょっとしたことで、家庭の空気が変わっていく、と。
いい空気へ変えていきたいと思います。
そしてその空気を維持できるように。
やってはいけないことは。
たたく、ける、つねるという体罰。
言葉の暴力。
もしもしたくなった時は、気持ちを外へ吐き出す。害のないように。愚痴やノートに書くなど。
比較。
心がけるのは、わかりやすく、愛情を伝えていくこと。
そして、期待度を下げること。
ADHD対策で必須なのは、「紙と鉛筆」。
目標を大きいものから小さいものまで書いて、達成が見て分かるように書く。(シールでもOK)優先順位をつける。親も一緒にやるといい。
忘れ物対策。
連絡帳を書くことから。親がチェック&書けていたらシール。
次に、持参する物を揃える。手伝いながら。
(確かに昨年度これをやってたら改善していきました。私たち親子なりに、ですが)
部屋の片付け対策。
片付けの手順を教える。簡単にしまえるようにする。定位置をわかりやすくラベルなどを貼る。ゆとりをもたせる。必要なモノは必要経費だと思って購入する。定期的に片づける習慣をつける。定期的に棚卸しの整理をする、などなど。
これもごほうび作戦がいいかもしれません。
絵本の読み聴かせについて。
「親が100の小言を言うより、たった一冊の本が教えてくれることのほうが多かったりします。」(p137)
『モモ』が教えてくれた時間の大切さ。
『ゲド戦記』が教えてくれた光と影。選択と責任。
『まどのそとのそのまたむこう』が教えてくれた前向きになること。
『ラチとらいおん』が教えてくれた励ましの持つ力。
『だるまちゃんとてんぐちゃん』が教えてくれた親の姿。
『かようびのごちそうはひきがえる』が教えてくれた友情。
(・・止まらないのでこの辺で自粛。やっぱり本っていいですね!)
基本的な生活習慣を身につけさせるために。
一つずつ、一貫してやる。完璧を求めないということも大切。
心強いメッセージ。
「ADHDの子どもがしばしば持つ、好きなことへのものすごい集中力、ねばり強さや情熱、やさしさ、心の豊かさ、創造性などを十分に評価してあげましょう。」(p168)
「まちがってもオールラウンド・プレーヤーを目ざさないようにしましょう。」(p195)
しつけのコツ。
「まず要求度を下げることが大事です。
(略)
100%を望まず、目標を低くしてやること。基本的な部分をしっかり押さえる。できればいいけれど、できなくてもあまり実害がないことは大目に見る。先に延ばす。そして少しずつ目標を達成して、次の目標を目ざすことです。親があせっていると子どもも敏感に感じとりますので、長期計画を立てながらじっくりととり組みましょう。」(p203)
カニングハム・久子さんの言葉。
「自分の生んだ子どもだから、無条件で愛することができるというのはまちがい。」(p225)
「負わされた荷物がどんなに多くても、かつげない、背負えないほどの荷物は絶対に負わされてないものなんです。」(p227)
だから、大丈夫。
大丈夫、大丈夫。
だから、あきらめない。
きっとできる。自分なりにできる。
完璧じゃなくていい。
楽しんで、生きる!(*^-^*)
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