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[読んだ捨てる!本81]リディア・フレム /友重山桃 『親の家を片づけながら』
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リディア・フレム /友重山桃 『親の家を片づけながら

ベルギー在住のフランス人精神分析学者の著者が亡くなった両親の家を片付けた時の、心の揺らぎや葛藤、気づいたこと、考えたことを書いた一冊です。

遺品整理とは。

子供なら誰もがいつかははたさなくてはならない義務」(p22)

いつか必ず、やってくる義務。
そしてまた、自分の子どもたちにも負わせるはずの、義務。

遺産として遺されたモノたちを前に、著者は戸惑います。時に怒りの感情も。

両親が気に入っていたランプやテーブルを処分しても、どうして許されるのだろう。プレゼント用に奇麗に包装されていた黒絹の上着は、私のために用意されていたのだろうか。私はこれを相続してもいいのか、実は贈り相手だったのか、それともただ横領しようとしているのか。」(p36)

親の物は、もう私の物なのか、それともまだ彼らの物なのか。」(p36)

彼女が唯一相続したかったのは、親の信頼。
亡くなるずっと前からそれが欲しかった。
彼女の苦しさはそれが得られなかったからなのかもしれない。

立場を変えて、自分が先に行く親の立場だったら。
私の物は、やっぱり私の物なのか、子どもたちの物なのか。

動きもしないただの物がどうだというのだ。思い出を分かち合う相手を失った品々に、何の重要性があるだろう。」(p37)

生前親が譲ろうと思わなかった品々を、相続で自動的に引き取ることになる。
単純に喜べない戸惑い。
私自身、今あるかどうかもわからない、知らない親の持ち物に、重要か重要でないかはわかるわけがない。(そしてまた私の物が子どもたちにとって重要かどうかも)

親の笑顔抜きで引き取る物に、どれだけの価値があるだろう。」(p37)

ささいな物でも、贈り物であったら喜べただろうに。

だから、彼女がこう思うのも理解できます。

私は、親から子への贈与は賛成する。しかし、遺産には反対だ。」(p37)

遺書は必ず用意し、モノの行き先を明確にしておくべきだと。

次の世代に物を受け継がせるという行為は、単なる慣習や成り行き任せであってはならない。それは、贈り手が入念に検討し、譲りたいという明快な選択をし、準備したものでないとならない。」(p38)

私は、『相続』はした。しかし本当は、両親が私に『くれよう』とした物がほしかったのだ。」(p38)

片付けの途中で様々な感情が動きます。
売る作業にも疲れた著者が最後にたどり着いた心境。

もう売るという考えは捨て、誰かにあげることにしよう。人に贈り物をするという喜びを素直に味わえばいい。」(p111)

モノは同じでも、贈りたいという気持ち、贈られた喜び、それがあるかないかでモノの価値は変わってしまう。価値は人が決めるモノ。ならばその価値を高めたい。

何か物を取り置く時、人はそこに特別な思いを込める。その人にしか分からない胸がしめつけられるような痛みや、迷宮のように複雑な絆を伴いながら。」(p114)

そういった痛みや複雑な絆を感じつつも、それが人が生きてきた証ならば、受け止め向き合うことが必要かもしれません。それが喜びでもあるかもしれないし。

自分が遺したたモノたちを見て、子どもたちがどう感じ、どうするのか、考えてみるといいのかも。
「こんなガラクタばっかり残して〜もぅ!」ではなく、「これだけ?」「これもこれも気に入って使ってたね〜」「最後は気に入ってるモノあげちゃってたよね」と思ってもらえるように。

そんなイメージを叶えるためには、老後、ではなく自分が今どうするか、が大事。

「ささやかだけどいっぱいギフトして、喜んでもらえたな♪」と思える一生がいいな。

リディア・フレム /友重山桃
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コメント
sonicaさん こんにちは。
遅ればせながら、整理収納アドバイザー1級
おめでとうございま〜す!!
今後のご活躍&勉強になる記事 楽しみにしています。
↑(プレッシャー? 笑)

今回のお話は とても考えさせられました。
「他人や後の世代に贈りたいのか?」
自分で判断して、後に困ることがないようにしたいものだなぁと思います。
読んでみようっと♪
| あろま | 2009/12/18 12:48 PM |
>あろまさん
コメント&お祝いの言葉、ありがとうございます。(*^-^*)
プレッシャーまでいただきましたが、はっきりいって、 無 理 です。(笑)
せっかくアドバイザーの方のリンクをいっぱい貼らせていただいたので、お役立ち情報はそちらへどうぞ〜と誘導したいと。

自分のモノも数十年後には確実に遺品ですもんね。
その時に、「遺品」にふさわしいモノを遺したいと思います。
ガラクタの山、じゃなくて。
と思うと今持っているモノも違って見えてきますね。
じゃあどうする、というのをきちんと考えねばと思います。
| あろまさんへsonica | 2009/12/18 4:27 PM |
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