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2020年8月に読んだ本は16冊(年間トータル118冊)
→2020年に叶えた私の夢100個→2020年十干別「心がけておくといいよポイント」


読めてよかった順に。

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1位 島田潤一郎 『古くてあたらしい仕事

ところどころで、泣きそうに。
本が好きで、本に助けられ、本に楽しませてもらい、本に教わった経験がある人なら、同様にきゅーんとするのではないかしら。
転職活動に失敗し続け、ひとり出版社をすることになった著者が、これまでの経緯や本と本にまつわる人々について書いてあります。そんな内容でなぜ涙腺に訴えかけてくるのかというと、普遍的な人の弱さや本の持つ力、価値、本の世界を旅した人が味わう感覚を丁寧に描いてくれているから。
「だれかになろうとしないこと」
「自分の頭と身体と経験のすべてを使うことができる仕事をしたい。」
単に本についてだけではなく、これからをどんな風に、何を大切に生きていきたいのかを僕はこうやってきたよ、と語ることで、読者にも自問する機会をくれる良書。
夏葉社さんの本も読んでみよう。
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2位 砥上裕將 『線は、僕を描く

水墨画について詳しく知らなくても、いつのまにかその魅力の虜になりそうな気にさせてくれた、水墨画家の著者による小説。
恩田陸さんのピアノの作品『蜜蜂と遠雷』でも感じた、芸術の面白さを文字だけで伝えることは可能か、という課題をなんなくクリアしている。
両親を突然亡くし、箱に閉じこもった青年が水墨画と出会い、師匠と出会い、生きることや描くことの意味を見出していく。
タイトルの、線は僕を描く、が最後にはなるほどー!と思えて、響く言葉もいくつか見つかり、読めてよかった一冊でした。
ドラマチックな展開がなくても読ませるのは筆力があるからでしょうか。今後に期待の作家さんです。
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3位  伊坂幸太郎『逆ソクラテス (集英社文芸単行本)

稀代のストーリーテラー、伊坂幸太郎さんによる少年たちを主人公にした短編集。
大人の立場でも子どもの立場でも読めて、壊れないけど壊れそうなジェットコースターに乗っているような感覚。楽しくて面白い展開だけど、確かに、と考えさせてもくれる満足度の高さはいつも通り。
「人が試されることはだいたい、ルールブックに載っていない場面なんだ。」
「ギャンブルじゃなくて、チャレンジだ」
ドキドキしたあの話の後日談が、別の話で紹介されていて、ホッとできたハッピーエンド感。小中学生が読んだらどんな感じなんだろう。
また忘れた頃に読み返したい作品です。
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4位 マイク・ヴァイキング 『ヒュッゲ 365日「シンプルな幸せ」のつくり方

ヒュッゲな時間を過ごすための指南本。
著者はデンマークのコペンハーゲンにある、ハピネス・リサーチ研究所勤務。
なぜデンマークは世界一幸福な国と言われるのか、大きな要素であるヒュッゲをテーマに書かれた本書。
世界中でベストセラーになったそうなので、幸福に関する関心は万国共通なのだと思われます。
イェンスさんの「日本で、ヒュッゲに暮らす」の方がよりヒュッゲの心地よさが伝わってきましたが、具体的なノウハウ、分析が紹介されているのがこの本の特長。
幸福には感謝が必要、重要というくだりが心に残りました。
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5位  楳図かずお『漂流教室 文庫版 コミック 全6巻完結セット (小学館文庫)

楳図かずおさんの昭和の作品。
昔少しだけ読んで、結末が気になり続けていた、荒廃した未来へ学校ごと飛ばされてしまった子どもたちのサバイバル物語。
メルカリで見つけて全巻大人買い。
読み終えて、いやはや全く古くないことに驚き。また、今だから響く親子の愛情と信頼関係と狂気。
眠り続けるキーパーソン西さんの存在は、生産性云々で語られるハンディキャップを持った人の存在価値というか気づかせてくれる新たな視点というメタファーではないかと思いました。
大人が全く頼りにならない、逆にクズだったりするのですが、いざ自分がそうならないかは自信がない。
とにかく面白かった、読めてよかった!
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6位  小島美羽『時が止まった部屋:遺品整理人がミニチュアで伝える孤独死のはなし

若くして遺品整理に携わるひとりの女性の所感を、孤独死のリアルを伝える自作のミニチュアの写真を紹介しつつ伝えてくれる一冊。
本物だとしたら目を向けるのが辛い状況も、作りものであることでまじまじと眺めたくなる不思議。でも、作りものとは思えないリアルさに、圧倒される。
例えば床に染み込んだ溶けた体液の滲み。ギトギトに放置されたキッチン壁、シンクに溜まったゴミの山。
そこに、一人の人間の生活が、人生があったことを思い出させてくれる。
モノが、ひとを、人生を語る。
どんな風に生き、どんな風に逝くのか。
何を残し、何を遺すのか。
誰もが迎える死を、そして生を、ひととの付き合い方を考えるのに効果的だろう一冊。
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7位 万城目学 『鹿男あをによし (幻冬舎文庫)

お出かけしなくても、奈良、京都を旅してきたような、しかも不思議な体験までできた気持ちになれる万城目学さんの小説。
今回も楽しめました。
神経衰弱な大学院生が二学期だけ教壇に立つ。職場は奈良の女子高。
話す鹿、マイシカで通うという女子高生、マドンナ、ライバル、試練、謎、ピンチ。
邪馬台国の謎に迫ることもできて、わくわくできました。日本の歴史は面白い。
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8位 ROLAND 『俺か、俺以外か。 ローランドという生き方

真っ直ぐなひとだな、という印象を受けました。
実際、曲線が苦手で、直線、スクエアが好き。整理整頓も病的なほど、とあるので全てにおいて真っ直ぐなひとのようです。サッカーをしていた時代も、寄り道なし、とにかく一筋、脇目も振らず一直線。よって高校生にありがちな思い出もない、と。
彼の印象的な言葉を編集者が選び、それを本人が解説するスタイルの生き方指南というより自己紹介。
押し付けるわけでも正しさを主張するものでもなく、ローランド流を紹介してくれています。
彼は、ものすごく、真っ直ぐに自分自身のことが好きだし、好きでい続けたい人。
だから、好きな自分でいるために、努力を怠らない。人生の主役を絶対に譲らない。
見えないところでもかっこよくいたい理由も納得。
「大好きなあの人に、いつも最高の状態で会いたくない?」
この「大好きなあの人」も、会う人も、どちらも彼にとっては、自分自身、ローランドだから。
常に心掛けているのはエレガントであることと洗練されていること、と書いてありましたが、潔くあることも該当していると思いました。でもそれは彼には当たり前なので書いてないのでしょう。
潔く真っ直ぐに、美しく生きているひとに出会える一冊でした。
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9位 酒井順子 『おばあさんの魂 (幻冬舎文庫)

軽妙な語り口ながら、そうそこ!を突いてくる気持ちよさをいつも感じさせてくれるエッセイスト酒井順子さんの「おばあさん」をテーマにしたエッセイ集。
市川房枝、オノヨーコ、がばいばあちゃや、瀬戸内寂聴、ターシャ、いじわるばあさん他、その生き方から何を感じ、何を学べるか。酒井順子さん自身の祖母についても語られていて、読者は自らの祖母についても思い返すことができるはず。
祖母という存在。おばあさんという存在。
いつかなるかもしれないおばあさんというものに、どうなっていくのか。
ところどころでハッとさせられるメッセージに出会えるのが爽快なエッセイ。
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10位 上橋菜穂子 『闇の守り人 (新潮文庫)

再読。
精霊の守り人ではヨゴ国の王子チャグムを守った用心棒のバルサが母国カンバルに戻り、養父で恩人のジグロのために、再び最善を尽くす。
何のために先へ進み、槍をふるい、戦うのか。失われた時間を悔やんでも仕方がないと分かっていても浮かぶ怒り。
バルサに共感したく、バルサに共感してもらいたくて、手に取った一冊。
彼女のように、強く、優しく生きられたらと思います。
素敵な物語を描いてくれる上橋菜穂子さんに感謝。
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11位  木村榮治『プロに学ぶ遺品整理のすべて

実父の遺品整理サポートを依頼し「もういいです」と途中で断る経験をされた著者は、心に寄り添う遺品整理サポートの必要性を感じ、育成団体を立ち上げる。
各地で働く遺品整理士の仕事の内容について、また遺品整理に必要な諸手続きについて、わかりやすく書かれており、誰もがいつか必ず直面する課題への参考書となる一冊。
片づけサポートを仕事として行っている人は必読だと思います。
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12位 草間雅子 『草間雅子の美しい身じまい

片づけ本で大事なことは、二つ。
片づけをしたくなる、意欲をかきたててくれることと、具体的でやりやすい手法がわかりやすく紹介されていること。
美的収納プランナーによる本書は、その両方を程よく満たしてくれていると感じました。
片づけ本おたくの私にとっては、なので、ピンとこない人もわかりづらい人もいるかもしれません。
美的収納を進めていったら、終活が終わっていたというエピソードには共感。
シニア世代に差し掛かった時に、寄り添ってくれて、もっと楽しく美しく暮らせますよ、やってみませんかと語りかけてくれる本書は役立ちそう。優しく易しいので、読みながら眠くなりましたが。
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13位  『ビジュアル図鑑 日本の歴史

日本史をビジュアルの助けを借りて学ぶのに最高に役立つ図鑑。
自分が学生の頃に欲しかった。
大人になってからでも、それはそういうことだったのか、と納得できる解説が多数。
良書です。
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14位 堀江宏樹 『本当は怖い日本史: 勝敗と、策略と、欲望と、裏切りと― (王様文庫)

日野富子は悪女だった、頼朝は落馬して亡くなった、龍馬暗殺の黒幕。そういうことになっている、と私たちが思い込んでいる日本史のミステリーを科学的な検証で覆し、新しい解釈を教えてくれる楽しい読み物。
お岩さんの濡れ衣と江島生島事件、生類憐みの令の実情などがとりわけ面白く読めました。
呑みながらこんな蘊蓄を聞かせてもらえる飲み会なら参加したいなーと思える語り口もいい。世界史バージョンも読んでみたい。
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15位 吉田順 『源氏でわかる古典常識 パワーアップ版(別冊つき) (新マンガゼミナール)

源氏物語の大筋を、かわいらしさいっぱいの漫画を通して理解できる、普通に読み物として楽しめる学習漫画。東宮、方違え、入内、懸想文、裳着など、古文古典を学ぶ上で知っておきたい常識を自然と学ぶことができます。
それにしても、千年前にこの物語を紡いだ才女の筆力に、感服。また、そんな文学が残っていることに、日本人として誇りも感じます。読めてよかった。
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16位 中野信子 『毒親 毒親育ちのあなたと毒親になりたくないあなたへ (ポプラ新書)

カフェの隣の席から聞こえてきたこんなやりとり。
「ご依頼の件、人から聞いた話と、自分なりに考えてきたことと、研究の結果を多少盛り込んで、こんな感じで書こうと思いますが、オッケーですか?」
「あー、もう、それでいいです。修正不要です。バッチリです(そこそこの著名人がキャッチーなワードで書いたら売れるから。ウシシ)」
という妄想が浮かんだ、内容の薄さでした。
「サイコパス」のようなスパッと切れるような論を期待したのに、本書の中でもチラッと触れた下重暁子さんのアレと似たり寄ったりの印象を受けました。
それとも、ガチで読み甲斐のあるものを彼女は書いたのに、編集が骨抜きにしちゃったのかな。残念な一冊でした。
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本が読めるのは幸せなこと。

生きているうちに、読める本は、自分が思っているより多くないんですよね。

時間を大切に、読みたい本を読める有り難さに感謝して、
今月も、読書の時間を増やしたい、楽しみたい、と思います。

♪年間100冊読みたい本仲間♪

香織さん→『時間が増える仕組み作り SMILE LIFE』
ロリスさん→『ロリスの『これやった!』日記』
東條→『本が好きカテゴリー』『死ぬまでに読んでメモしたい100冊の本』『【一覧】片づけに役立つ本』『[一覧]既読捨てる気になる本』

→『2020年2月に読んだ本は11冊(トータル31冊)』
→『2020年3月に読んだ本は7冊(トータル38冊)』
→『2020年4月に読んだ本は13冊(トータル51冊)』
→『2020年5月に読んだ本は15冊(トータル66冊)』
→『2020年6月に読んだ本は20冊(年間トータル86冊)』
→『2020年7月に読んだ本は16冊(年間トータル102冊)』
→『2020年8月に読んだ本は16冊(年間トータル118冊)』

さらにまとめ→『2020年読めて幸せを感じられた本ベスト10冊』

読書は愉しい。
私にとって、とてもヒュッゲな時間だから。


今月はヒュッゲの本に出会えて嬉しい、浜松のライフオーガナイザー、東條真紀でした。

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2020年読めて幸せを感じられた本ベスト10冊(随時更新)
→2020年に叶えた私の夢100個→2020年十干別「心がけておくといいよポイント」

2020.8.16現在のランキングです。

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1位 ヴィクトール・E・フランクル『夜と霧 新版

人間として生まれ、人間として生き、人間として死んでいく。どのように?
何をするかしないかも重要だけれど、どうあるのかはもっと重要。
困難さを感じた時に、よりよく生き抜くための智恵を教えてくれるというか、考えさせてくれるフランクル先生の言葉。
国語の教科書にするといいのになと思う、世界の名著。

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2位 『世界の学者が語る「幸福」



こんな贅沢なことができるんだから、やっぱり本というのは
偉大なツールであり宝箱だなと痛感した一冊。
西村書店さん、ありがとうございました。
世界中で、主観的ウェルビーイング、人生の満足感、
幸福について研究している賢者から、102の知見とアドバイスを集め、まとめた本。
アパルトヘイトを生き抜いた方もいれば、
ネパールで四世代24人と暮らした中で祖母から
学んだ知恵を語る方もいれば、中国の陰陽思想に
からめた幸福について書かれた方も。
幸せに生きるためのヒントが盛りだくさん。
メモも追いつかないほどですが、集めたエッセンスはこれからも宝物になると思います。

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3位 杏『杏のふむふむ (ちくま文庫)



聡明で心優しく愛らしさを持ち続けている女性のエッセイ。
読後感のこんなに気持ちの良い本も珍しい。
杏さん自身が魅力的で、周囲の魅力に気づき、受け止め、
表現することで、読者もその優しく興味深く、
時に笑える世界を体験させてくれる。
時にパリコレに出たり、時に登山で危険な目に遭ったり、
かけがえのない出会いに涙したり。
こんな素敵な女性を母に持つお子さんたちは、幸せだと思いました。

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4位 石田ゆり子『Lily ――日々のカケラ――



フォトエッセイのような、自己紹介のような、
ゆり子スタイルを紹介してくれている一冊。
とても自然体で、自分の好きを大切に生きている
女性のお手本というか、彼女のしていることではなく、
あり方を真似したい、そう思える素敵エピソードの数々。
算命学的に見ると、貫索星と鳳閣星を生かすと
こんな感じになるのか、という好例だと思えました。
競泳をしながら、ライバルではなく自分に
負けたくなかった、というのも納得(車騎なし)。
本棚の部屋も圧巻。
彼女は読書を横糸に、体験を縦糸に、素敵な石田ゆり子という
美しい布を織っているんだなというイメージが湧きました。
読めてよかった一冊です。

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5位 杏『杏の気分ほろほろ (朝日文庫)

仕事を通して感じたことやご縁のあった方々とのエピソードなど、彼女の感受性の豊かさと知性と謙虚さ、優しさが感じられるるエッセイ集。
印象に残った箇所。
「人はあらゆる場面で選択を強いられる。そこで、理解する努力を人は忘れてはならない、結果がどうなるかは誰にもわからない。でも、いつまで経っても確かなことは『あの時自分が、それが良かったと思えた選択が出来たかどうか』だと思う。シンプルだけど、難しい。」(p37-38)
常に最善を探し、最善を選ぶ。
このタイミングでこの本を読めた選択も最善でした。

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6位 若林正恭『ナナメの夕暮れ

ナナメの人、まっすぐの人が世の中にいて、ナナメ筆頭の人生を送ってきた若林さんのエッセイ。
前作は20代、今作は青年とおっさんの狭間で感じた変化や変わらぬナナメっぷりを楽しめました。
なぜ、なぜ、なぜ。
多くの人が疑問に感じない「当たり前」や「普通」に引っかかり、戸惑い、苛立ち、絶望し、面白さや希望を見つける、あーだこーだが共感の嵐で面白い!
セーターの知識をチクチクが嫌で、でも伝わらなくて、は同じことを感じていたし、ナナメな人は実は多いのだと思うし、誰しもナナメな部分を持っているのだろうと思います。
メモをしたい箇所が随所にあったので、再読予定。

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7位  ドリアン助川『あん

もっと若い頃に読んでいたら、主人公のどら焼き屋店長目線で読んでいたはず。
半世紀生きた今は、隔離施設で生き抜いてきたハンセン病元患者の徳江さん目線でもストーリーを追い、映画の撮影現場にいるような、どら焼き屋が隣家のような、深い味わいのある物語でした。
樹木希林さんの映画も観てみたい。
ブラウスのシーンでは目頭が熱くなりました。
桜のきれいな徳江さんの故郷も、まさかの近所。春になったら行ってみよう。「吉井徳江」として生きたひとりの少女のことを思って。
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8位 岩井勇気 『僕の人生には事件が起きない

以前から気になっていて、渡辺直美さんとの塩と醤油の魔神コントでハートを射抜かれた、好きな芸人のひとり、岩井勇気さんのエッセイ集。
「誰の人生にも事件は起きない。でも決して楽しめない訳ではない。(略)どんな日常でも楽しめる角度が確実にあるんじゃないこと思っている。」
組み立て式の棚を買い、ひとりで七転八倒。
VIPタクシーで変わる意識と振る舞い。
同窓会が嫌いな理由。
北斗の拳の革ジャン着た蟻の襲来。
怪談バー帰りに起きた、本当の怪談。
ちょいちょい吹き出しながら、岩井さん目線の世の中を味わえて、幸せでした。
最後のハライチ愛と分析もさすが。
続編が読みたいです。
あと、調舒星と龍高星を持ってるか、発揮しているかもチェックしたいな。

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9位 星野源 『いのちの車窓から

「ダ・ヴィンチ」連載を元に加筆修正された星野源さんのエッセイ集。
ちょっと大人になった?大人向け?の源さんに会えました。「そして生活は続く」と比べてで、あれはあれで楽しめました。
表現することについて、文章が絶望的にうまく書けなかったから、チャレンジしたこと。失敗しながらでも、継続して向上させていくことで、今では自然に思いを出せるようになった、と。
印象的だったのは、人が好き、というくだり。
かつてうざがられて、哀しくて、人との距離を取っていた。自ら人見知りと言うことは、相手に気を遣えと言うのと同じだと気づいてやめた。
人に向けるまなざしが、人から向けられるまなざしになるんだな、と教わった気分に。できればそれはあたたかな、優しいものであってほしい。ならばまずは自分から。
勘三郎さん、鶴瓶さんの死んだら終わりか、のエッセイも心に残りました。
私の車窓からは、この本はこう見えました。

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10位 浅田次郎 『椿山課長の七日間

今日、突然死んでしまったら、何を悔み、何をしたいと思うだろうか。
このままこの世から去ることはできないと考える、死んでしまった三人は、与えられた三日間で、やり残したことに取り組む。百貨店の課長、任侠の親分、育ちのよい7歳の男の子が、残された人たちに会いにいく。真実に気づき、謎を解き、一方で謎をのこす。知りたかったこと、知らなかったこと、知りたくなかったことが、誰にでもあり、どうにかしたいなら、生きているうちにということを突きつけられる。
任侠の勇さんの情の厚さもさることながら、椿山課長のお父様が、ただただかっこいいというか、「義」が人の形をとるとこうなるのかと。
会えてよかった、おじいさま。
精神的に不安定になりがちで、なかなか読書に気持ちが向かないこの頃ですが、浅田次郎さんの小説なら大丈夫というか、こんな時こそ彼の作品に救われる気がします。
それにしても、再読なのに全然覚えていないことに衝撃。でも、何度でも楽しめるから、結果オーライ、むしろラッキー。

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以下、選外。

11位 万城目学 『鴨川ホルモー

なんだこれ。
面白いぞ!
と、面白くて読みやすくて引き込まれて、一気読み。
若さ=バカさだった自分の大学生の頃を思い出して、懐かしくもなりました。
初の万城目学さん作品、読めて嬉しかったし、これから他の作品を読むのもとても楽しみ。
京都で大学生をしている人、特に京大生はより楽しめることでしょう。
女人禁制の神事?は思い出してもにやけてしまう面白さ。楠木凡ちゃんの可愛らしさ、諸葛孔明っぷりも印象深く、こんな大学生活を過ごせたら幸せかなと思いました。実際にアレが見えるのは勘弁ですが。
映像化もされてるそうで、youtubeで一部を拝見しましたが、そうしちゃったか、とやや残念。冒頭の出会いのシーンはわかりやすく変えてあるし、レナウンも衣類の枚数が大事なのに、その辺が雑に扱われていて、惜しい。
でも、めちゃくちゃ楽しく読めた青春小説でした。

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12位 なだぎ武『サナギ


いじめ、ひきこもり。拒食、過食。
一人旅、出会い、変化。
悩みに悩んだ少年は吉本の養成所へ。
自分よりはるかに面白い才能の持ち主に打ちのめされつつも、歩み続けた先に今がある。
2007年から二連続R-1のチャンピオンになったなだぎ武さんの半生を振り返るノンフィクション。
同い年で、二十歳前後を隣町で過ごしていたと知り、親近感がアップ。
お互い、若くてバカでした。
お笑い好き、多感な子どもを持つ親、多感だったかつての自分に出会いたい人におすすめの一冊です。
尾道の女将さんのような人になれたらいいな。

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本が読めるのは幸せなことですね。

生きているうちに、読める本は、自分が思っているより多くない。

時間を大切に、読みたい本を読める有り難さに感謝して、
今月も、読書の時間を増やしたい、楽しみたい、と思います。

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→『2020年2月に読んだ本は11冊(トータル31冊)』
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→『2020年4月に読んだ本は13冊(トータル51冊)』
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→『2020年6月に読んだ本は20冊(年間トータル86冊)』
→『2020年7月に読んだ本は20冊(年間トータル102冊)』


読書時間は幸せ時間。浜松のライフオーガナイザー、東條真紀でした。

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メモせずにはいられない珠玉の本
→2020年に叶えた私の夢100個→2020年十干別「心がけておくといいよポイント」

メモせずにはいられないと思った珠玉の本を紹介していきます。



私は周りの人にもですが、本にも助けられてこれまで生きてきました。
人にも、本にも、感謝しています。

読んでよかった、メモしたくて、メモしてよかったと思える本を紹介することで、
本に、著者に、編集者に、出版社に、印刷会社に、流通関係者に、本屋に、
少しでも恩返しができたら嬉しいです。

気になった本があったら、ぜひ手にとって読んでみてくださいね。

この記事は目次です。
リンクを貼るので、気になる本のタイトルをクリックしてくださいね。
(2020.4.27現在、12冊アップしました)

座右の書

『モリー先生との火曜日』
『大人になるっておもしろい?』
『モモ』
『星の王子さま』
『夜と霧』



読書好きのための本

『読む力は生きる力』
『本を読む人だけが手にするもの』
出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと
『言葉にできるは武器になる』
『読書する人だけがたどり着ける場所』
『本当の頭のよさってなんだろう?』
『読書は格闘技』
『ぼくはこんな本を読んできた』

背中を押してくれた本

『本気で生きる以外に人生を楽しくする方法があるなら教えてくれ』
『僕らの仕事は応援団』
稲盛和夫『君の思いは必ず実現する』
『選ばれる女になりなさい』
『いつやるか?今でしょ!』
『世界一清潔な空港の清掃人』
『棚橋弘至はなぜ新日本プロレスを変えることができたのか』

芸人さんの本

山里亮太『天才になりたい』
塙宣之『言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』
西野亮廣『魔法のコンパス』
小林賢太郎『僕がコントや演劇のために考えていること』
中田敦彦『僕たちはどう伝えるか』
古坂大魔王『ピコ太郎のつくりかた』
又吉直樹『夜を乗り越える』
石井てる美『私がマッキンゼーを辞めた理由』
なだぎ武『サナギ』

仕事に役立つ本

『すいません、ほぼ日の経営』
『100の基本』
『日本一売り上げるキャバ嬢の 指名され続ける力』
『世界一の美女の創り方』
『ない仕事の作り方』
『即答力』
『「ぜひともあなたに」とお願いされるハイクラスな人の気配りの習慣』

生き方指南

『こころを整えるしあわせレシピ』
『自分の中に毒を持て』
『ほっとする老子のことば』
『君は特別じゃない』
『ふざけないで!?』
『恋の迷い子どもへ』
『GRIT やり抜く力』

十代の私に読ませたかった

『空気を読んでも従わない』
『サイボーグ時代』
『みんな十四歳だった!』
『あたりまえを疑う勇気』
『NASAより宇宙に近い町工場』
『諦める力』

小説

『春にして君を離れ』
『マカンマラン』
『ゲド戦記 影との戦い』



エッセイ

『樹木希林120の遺言』
『いっしょにいるだけで』
『片づけたい』
『思わず考えちゃう』



こころを整える

『セルフコンパッション―あるがままの自分を受け入れる』
『人間関係をしなやかにするたったひとつのルール』
『私が変わる家族が変わる時間術』
『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』



ライフハック

『すぐやる力 やり抜く力』
『すぐやる人とやれない人の習慣』
『結局、すぐやる人が全てを手に入れる』
『すぐやる!すぐやめる!技術』
『スタンフォードでいちばん人気の授業』
『ある日突然オタクの夫が亡くなったら?』
『メモの魔力』
『人生を思い通りに操る片づけの法則』

多分選外

『13歳からの学問のすすめ』
『今すぐ見つかる!ホントの私に似合う服』
『ほしいと思った服が全部買えない自分をかわいそうにおもっているあなたへ』
『居場所がほしい』
『60歳から生まれ変わる禅の作法』
『ありがとうの奇跡』

本の紹介をブログでやりたいと一年以上前から考えていて、やっと始められました。



今日が一番若い日。

思い立ったが吉日。

天中殺期間ではあるけれど、具体的なカタチとしては残るものではないので、ありかな。
ありだと思うことにします^^


ささやかな試みが、本が大好きな人や、これから本が大好きになる人を応援することになれば、幸せです。

これから100冊、楽しく紹介していきまーす!

これも読むといいよ!という本があれば、是非是非教えてくださいませ。
読みます!


家族と本の話ができるのも、とても幸せです。
読書大好きライフオーガナイザー 、東條真紀でした。

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2020年7月に読んだ本は16冊(年間トータル102冊)
→2020年に叶えた私の夢100個→2020年十干別「心がけておくといいよポイント」


読めてよかった順に。

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1位  イェンス・イェンセン『日本で、ヒュッゲに暮らす

デンマークで生まれ育ち、鎌倉で家族とゆるやかに暮らす著者が教えてくれる、豊かな人生を送るために必要で役立つヒュッゲというもの。
ヒュッゲを説明することは難しくて、人それぞれなところもありそうですが、私が今思うキーワードは、安心、安全、居心地の良さ、ほっとする、もの、ひと、場所、時間。
具体的なものでいうと、暖炉、こたつ、ソファ、クッション、畳、梅干し、ろうそく、本。
先日訪れた古民家のカフェにまた行きたいと思うのは、居心地のよさや、過ごした時間がヒュッゲだったから。
コロナ禍で、自宅や時間の質について考える機会が増えました。これからどんな時間を積み重ねて生きていきたいのかを考えるのに、参考になった一冊。
私も、ヒュッゲに暮らしたい。
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2位 ShelSilverstein『The Missing Piece

かけらを探す丸の物語。再読。
トライアンドエラー、出会いと別れ、メリットとデメリット、本当に望んでいるものとは何か、選ぶこと、捨てること。
幸せを求めて、人は日々を生きていく。
ぴったりのピースを見つけて弾みながら進む様、歌えないことに気づき、そっと置いて別れを告げ、また歩み出す。
人生の様々なシーンに寄り添ってくれる、優しさに満ちた絵本。
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3位  万城目学『とっぴんぱらりの風太郎

タイムマシンで大坂冬の陣夏の陣を間近で体験してきたような、充実した疲労感に包まれて読了。
面白かった!では伝えきれない。
燃え盛る城から無事出られた安堵感もリアルな感覚。
万城目学さんが描くニート忍者の数奇な運命。今はなき豊臣大阪城で落城の最中、こんなことがあったかもしれない、なかったかもしれない、史実と空想を混ぜこぜにして楽しく読みました。
忍者仲間も、ライバルも、やんごとなき方々も、謎のひょうたんの方も、個性と魅力にあふれていて、時に切なく時に痛快にあの時代を駆け抜けた気分。
先に読んでいた「プリンセス・トヨトミ」、あれに繋がるの?とまたわくわく。
久々にこんな分厚い本を読みましたが、納得、満足!
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4位  ブレイディみかこ『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

理と情のバランスがよさで心地よく読めました。
英国在住の日本人女性と、アイリッシュの夫、二人の間に生まれた息子、そして周囲の人々との関わりの中で生まれるナニカを著者のアンテナが受信する。
目に見えないけれど、大事なことが世の中にはあって、それを言語化し、考える、見直すきっかけをくれる。
「シンパシーは感情的状態、エンパシーは知的作業」p75
著者のエンパシーが伝染する、そんな一冊でした。読めてよかった。
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5位  小川糸『ライオンのおやつ

小川糸さんのお話に出てくる人々の優しさが沁みます。
一度死ぬ経験ができるという意味でも良書かもしれません。
どんな風に死ぬのかとどんな風に生きるのかは繋がっているし、包括したものなんですね。
死も生もドアをどちらから開けるかの違い、という言葉になるほどと納得。
雑にではなく、丁寧にドアを開け、閉め、その間の時間もまた丁寧に過ごしたい。そんな風に思えました。
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6位 百田尚樹 『カエルの楽園

絶望的な環境から逃れようと祖国を離れ、安住の地を求め旅立ったカエルたち。
生き残り、楽園に着いたと思った二匹が見たツチガエルの国で起きたこととは。
いろんな読み方ができると思いますが、DV被害に遭いながら逃げない人の思考はこれかもしれない、と痛ましい気持ちになりました。
こちらの解釈をいくら変えようと、ダメなものはダメ。
カエルの国のおとぎ話の形を取りつつ、痛烈な批判が盛り込まれている、そんな気も。救いをどこに求めたらいいのか、凹んでいる時には読まない方がいいかもと思えた本。
表と裏があるとしたら、これは裏の本。表のカエルのウォートンの話で口直ししたいと思いました。

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7位  『続ぼくを探しに ビッグ・オーとの出会い

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8位 吾峠呼世晴 『鬼滅の刃

ネットカフェで21巻までを一気読み。
人気の理由は読んでみたら納得。
殺し合い、闘いのストーリーだけれど、優しさに満ちている。とにかくもう主人公とその家族が、優しい。選択理論的な信条で生きている。そして性善説。
人を殺し、肉を喰らう鬼を倒した後、彼らを見つめる炭次郎の眼差しの優しさと苦悩が、最大の魅力なのかなぁ、と思いました。
また、仲間がちょっと笑えて抜けてていいヤツらなのもポイントで、ワンパンマンのキングとかフプキとかジェノスと似てるなーと。
強いけど人間らしさを忘れず、抜けてる仲間も大事にする。それが人気マンガの法則かとしれない。ワンピースしかり、キン肉マンしかり。
読めてよかった漫画でした。
なお、漫画は一冊とカウントします。
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9位  城山真一『看守の流儀

面白かった!
ありそうでない、刑務所ノベル。
柳広司さんの小説を思い出しましたが、こちらも存分に楽しめました。
大人気歌手の服役後の手記で紹介されたエピソードとして描かれる五つの物語。
テーマは「看守の流儀」。置かれた立場で誠実に職務にあたる人々と、謎と、事件と、人間模様。
ジュンさんの歌、聴いてみたいと思いました。城山さんの他の本も読んでみたいと思います。
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10位 宮口幸治 『ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)

支援を必要としている子どもたちに、適切な教育支援がなされるように、という願いがこめられた児童精神科医でもある産業社会学部教授の提言。
困っていたのに努力不足や怠けと決めつけられ、学力や社会スキルを身につけられず、問題行動を起こす子どもがいる。加害者なった彼らは被害者でもあり、対策できていれば加害行為による被害者を発生させることも防げたはず。
反省以前の、認知に問題を抱えている子どもに対して、医療や福祉、教育がすべきことは何か。余裕と人に寄り添う具体的で効果的な施策(例えば著者のコグトレ)、遠回りなようでも根気よく支援を続ける熱意と仕組みが必要。
また、安心して暮らしていくために、誰にとっても人ごとではないということを、総意として認識することも必須。
ケーキの切れない少年を、認め、受け入れ、スキルを身につける手助けをする。
キャッチーなタイトルですが、それにより、多くの方に読まれるといいなと思えた一冊。
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11位  マルセルエーメ 平岡敦『エーメショートセレクション 壁抜け男 (世界ショートセレクション)

フランスの小説家、劇作家マルセル・エーメの短編小説集。面白かった!
ヨーロッパ各地を旅したような気になれました。不思議な話の数々。教訓も見出せそうですが、説教くささはなく、いかんともしがたい貧富の差に切なくなりつつも、ほっとするラストを迎える話もあれば、あらあら調子に乗ると、そうなるよなぁ、と呆れる話も。ヨシタケシンスケさんのイラストがとても合っていて、さらに楽しく読めました。この世界ショートセレクションは13冊あり、他のも読んでみたいと思います。

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12位 西森洋一 『超人間観察 (ヨシモトブックス)

モンスターエンジンの西森洋一さんの日記をまとめたもの。
これを読むだけというライブがあるらしく、それはさぞ面白かろうなあと思いました。
活字で読むのもいいけれど、じわじわくる笑いを他の観客と共有できる楽しみはきっと格別。
立派なヤンキーになるであろう息子くんの将来が楽しみです。おやすみなさい。
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13位 島袋コウ/モバイルプリンス  『しくじりから学ぶ13歳からのスマホルール

スマホやネットとの付き合い方を、実際に起きた事件やトラブルと絡めて紹介してくれているので、身近なリスクについてイメージしやすく、注意喚起にも役立つ本。なりすまし、トレンドブログ、バカッター、炎上、リベンジポルノ、フェイクニュース、ソーシャルゲームなど、親世代にとって、子どもがそういったことが当たり前の中で暮らしている状況を知るのに役立つと思いました。
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14位  『自然とかかわる仕事 (漫画家たちが描いた仕事―プロフェッショナル)

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15位  ルーイストウェル『ネットとSNSを安全に使いこなす方法 (U18 世の中ガイドブック)

SNSのリスクと注意するポイント、困ったときの対処法などを子ども向けに優しく書かれたガイドブック。タイトル通りの内容。翻訳が自然ですらすらと読めました。
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16位   下重暁子『家族という病 (幻冬舎新書)

ピンとこない。
びっくりするほどピンとこない。
と思いながら、最後まで読み切った、という感じ。
共感ポイントを見つけたと思ったら、わざわざそれ書く?と思うような僻みのような妬みのようなネガティブな物言い。
彼女自身の家族や家族関係についても書かれていて、家族というものに期待していない、むしろ絶望からのスタートだというのはわかるけれど、気持ちのよい読後感はありませんでした。
私自身も機能不全家庭で育ったという自覚はありますが、なんとも寒々しい見解でした。一刀両断というより、ネチネチ言うてます、という感じ。
我が家がこうだった、知り合いはこうだった、程度で家族の実態をえぐりつつ、と書かれても、な。
タイトルから、社会学的な内容を期待したのですが、まさかの内容でした。
酷評するのは気がひけたのですが、事実なので書きました。
他の方々の書評を読んだら、似た感想の方が多数で、自分だけじゃなかったかと安心。
この月の文句なし最下位です。
タイトルの付け方は、さすが幻冬社、一位です(だからこんなことになる)。
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本が読めるのは幸せなこと。

生きているうちに、読める本は、自分が思っているより多くないんですよね。

時間を大切に、読みたい本を読める有り難さに感謝して、
今月も、読書の時間を増やしたい、楽しみたい、と思います。

♪年間100冊読みたい本仲間♪

香織さん→『時間が増える仕組み作り SMILE LIFE』
ロリスさん→『ロリスの『これやった!』日記』
東條→『本が好きカテゴリー』『死ぬまでに読んでメモしたい100冊の本』『【一覧】片づけに役立つ本』『[一覧]既読捨てる気になる本』

→『2020年2月に読んだ本は11冊(トータル31冊)』
→『2020年3月に読んだ本は7冊(トータル38冊)』
→『2020年4月に読んだ本は13冊(トータル51冊)』
→『2020年5月に読んだ本は15冊(トータル66冊)』
→『2020年6月に読んだ本は20冊(年間トータル86冊)』
→『2020年7月に読んだ本は20冊(年間トータル102冊)』

読書は愉しい。
私にとって、とてもヒュッゲな時間だから。


今月はヒュッゲの本に出会えて嬉しい、浜松のライフオーガナイザー、東條真紀でした。

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8月に絶対読みたいカマたくさんの本^^

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2020年6月に読んだ本は20冊(年間トータル86冊)
→2020年に叶えた私の夢100個→2020年十干別「心がけておくといいよポイント」


読めてよかった順に。

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1位  ドリアン助川『あん

もっと若い頃に読んでいたら、主人公のどら焼き屋店長目線で読んでいたはず。
半世紀生きた今は、隔離施設で生き抜いてきたハンセン病元患者の徳江さん目線でもストーリーを追い、映画の撮影現場にいるような、どら焼き屋が隣家のような、深い味わいのある物語でした。
樹木希林さんの映画も観てみたい。
ブラウスのシーンでは目頭が熱くなりました。
桜のきれいな徳江さんの故郷も、まさかの近所。春になったら行ってみよう。「吉井徳江」として生きたひとりの少女のことを思って。
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2位 岩井勇気 『僕の人生には事件が起きない

以前から気になっていて、渡辺直美さんとの塩と醤油の魔神コントでハートを射抜かれた、好きな芸人のひとり、岩井勇気さんのエッセイ集。
「誰の人生にも事件は起きない。でも決して楽しめない訳ではない。(略)どんな日常でも楽しめる角度が確実にあるんじゃないこと思っている。」
組み立て式の棚を買い、ひとりで七転八倒。
VIPタクシーで変わる意識と振る舞い。
同窓会が嫌いな理由。
北斗の拳の革ジャン着た蟻の襲来。
怪談バー帰りに起きた、本当の怪談。
ちょいちょい吹き出しながら、岩井さん目線の世の中を味わえて、幸せでした。
最後のハライチ愛と分析もさすが。
続編が読みたいです。
あと、調舒星と龍高星を持ってるか、発揮しているかもチェックしたいな。

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3位 万城目学『悟浄出立

読み応えがあって、情景がありありと浮かんで、出てくる人々の苦悩や恐怖や勇気や誇りに共感できる。
まるでひとつの人生を生き切ったような気持ちになれる。(いい意味で疲れる)
どうせ読むならそんな話を読みたいなと思いますが、この短編集はそれを叶えてくれました。
三蔵法師に付き従う沙悟浄、司馬遷の娘、四面楚歌の中を舞う項王の妃、諸葛亮と語る趙雲。
浅田次郎さんが選んだ舞台で、柳広司さんが書いたらこんな風になるのかな、という印象。万城目学さんの作品は基本的に笑えるものしか読んでなかったので、彼の才能に、まだこれからどれだけ楽しませてもらえるのかと、わくわくします。
面白かった。切なくなった。ホッとした。
過去にあったかもしれないストーリーに想いを馳せた後は、現実を生きねば。
読書っていいものですね。

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4位  湘南乃風SHOCKEYE『歩くパワースポットと呼ばれた僕の大切にしている運気アップの習慣

本もパワースポットになりうるんだ、と読みながら感じた、歩くパワースポットと呼ばれるショックアイさんの二冊目の著書。
パワースポットとか運気アップとか、胡散臭さを側に置きつつ読み進めていくうちに、神社の中にいるような、清浄な雰囲気が満ちていく不思議。
読んでいる途中で、家に帰ってあれこれを整えたい、不浄なものを手放したいという気持ちが高まりました。
書いてあることは、本当に、何気ない、当たり前のことなのに。
運気をあげたければ、目の前のことに一生懸命になり、没頭する。何をしていいかわからなければ、目の前の人が喜ぶことをする。毎日に感謝して、欲張らず、謙虚に生きる。
彼が神前で頭に浮かべる言葉は、お願いでもなく、感謝も越えて、何か手伝えることはありますか。最後に書かれていたように、その域に達することができたら、誰もがパワースポットになれる。そういうことか、と腑に落ちました。
付箋つけすぎてどうメモを取ろうか。
清々しい気持ちになれる一冊でした。

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5位 ヨシタケシンスケ『りんごかもしれない』『It Might Be An Apple

日本語版と両方読みました。
どちらも当然ながら、かわいくて、面白くて、深くて、くだらなくて、ちょっと考えさせられて、楽しめる絵本。
ニュアンスが微妙に違うのは、ロンドンの出版社?によるものだからかな。
「……うん おいしいかもしれない」の訳が「Now I know what it is. It's delicious!」なのは、どうなのか。
文化的にこちらの方がふさわしかったのか、興味深い。最後だけmightを使わないとは。
妄想好きの子どもも、かつて妄想好きな子どもだった人も、そうでない人も、かもしれない世界を存分に、また安全に楽しめるヨシタケシンスケさんの素敵な絵本。

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6位 幡野広志 『ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。


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7位 青柳碧人 『むかしむかしあるところに、死体がありました。

面白かった!
誰もが知っている昔話と殺人事件の組み合わせ。連作ミステリーとして、ぐいぐい読み進められました。
一寸法師、花咲爺さん、鶴の恩返し、浦島太郎、桃太郎。
一番面白かったのは、「つるの倒叙がえし」え?どういうこと?あ、そういうことか!と読み返したくなる面白さがありました。推理を楽しめる「密室龍宮城」、サイコホラーの雰囲気もあった「絶海の鬼ヶ島」、こんな軽くて、でもしっかりしていて、読みやすくて楽しいミステリーなら、また読みたいなと思えました。

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8位  立花隆『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術 (文春文庫)

改めて読む本。
最後の、捨てる技術の本を一刀両断した項目のみ読了。
もう、ボッコボコに書かれていて痛快。
強迫神経症の人が、楽しい消費生活が送りたいがゆえに、手段として捨てることを提案しているだけ。それも、下剤でスッキリしよーと呼びかけているようなもの、と。
フローとストック、人類社会史の中核にはストックがあった。
ポテンシャルの有無は持ち主の主観による、というくだりには、先日もあった、捨てさせたい娘と肯首しない母親の相談の本質というか、解決策が見えた気がしました。
ポテンシャル廃棄思考の誤り。最後には捨てるべきは政治家閣僚では、まで至り、新型コロナのあれこれで問題が顕在化した様々な不備も、ポテンシャルを捨ててきたことにあるのか、と。
前半部分も近日読みたい。

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9位 浜ロン 『ダ名言

自称しがないピン芸人が綴る、気持ちが軽くなる言葉。
マツコの番組で知っていた浜ロンさん。
彼の哲学、思想が伝わります。
禅と選択理論心理学、算命学を学んでる?と感じるほど、節々に彼の達観や鋭い視線、弱き者への優しさを感じられます。
幸せは得るものではなく感じるもの。
聞かれてもないのにするのは、アドバイスではなく独りよがりか、呪い。
何もやりたくない、が、一番やりたいこと、な時もある。
ひけらかす美は汚だ。
「私のノリが悪いのではなく、あなたのノリが嫌いなんです」。昨日、選択理論心理学の研究会に参加して、話題にしてもらい整理されたモヤモヤがあったのですが、一言で表したら、まさにこれ。
「自分の喜ぶツボを見つけて押しまくってゆるりと生きていくだけでも十分幸せを感じられる」。
数ある芸人さんの本の中でも楽しく読めてためになる、良書。

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10位 佐瀬稔 『残された山靴―佐瀬稔遺稿集

山を愛し、山に惹かれる、山で命を落とした登山家たちの物語。
強い意志と、恐怖と、好奇心と、もどかしさと、厳しさと、人間の強さと弱さを感じられる本。
確かに、しっかりと、くっきりと、「生きた」方々がページの中にいらっしゃいました。

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11位  万城目学『プリンセス・トヨトミ (文春文庫)

落城から数百年。
大坂の町人たちが密かに守り続けてきた秘密。
大阪城、中之島、公会堂、図書館、府庁、森ノ宮、公園、入り組んだ商店街。
大阪市民なら、想像してそんなバカな、でもほんとならなんて面白い!とわくわくしてしまうストーリー。
坊主姿のセーラー服もいつのまにか馴染んでしまう。
万城目学さんは、育った地大阪も、学生時代を過ごした京都も、好きなんだろうなーと愛情を感じられて幸せな気持ちになりました。どの作品も、土地への愛を感じられて、すごく好ましい。

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12位  氏田雄介 西村創 武田侑大『超短編小説で学ぶ日本の歴史 54字の物語 史

面白くて読んでるうちに歴史に詳しくなれちゃう本があればいいのに。
その願いを叶えてくれる一冊。
日本史の出来事や人物を、54字のショートストーリーで教えてくれる。
「呪いで一日だけ犬にされた。その間、町中で随分とひどい扱いを受けた。あの日の屈辱が、生類憐みの令を生んだのだ。」
赤ちゃんが寝返らないとのお悩み相談に、「大丈夫です、いつか必ず寝返りますよ、小早川さん」。
54字のページをめくると、前方後円墳、班田収授法、枕草子、御恩と奉公、新撰組、北里柴三郎、などなど、日本史で知っておきたい事柄が、これまたわかりやすく、短い文章で解説されています。それもそのはず、共著者が、塾講師で指導法に評価の高い西村創さんを迎えているから。
本気で、面白くて、歴史も覚えちゃう、「超短編小説で学ぶ日本の歴史」の本を作ろうとされたんだなというのが伝わってきます。
親子で歴史を楽しく学びたい方におすすめ。

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13位 小野不由美 『魔性の子 十二国記 0 (新潮文庫)

十二国記シリーズ。順番をバラバラに読んでいますが、それはそれで楽しめています。
これは麒麟の物語、でもあり、教員廣瀬の物語、でもありました。
生きづらさを抱え、自分の居場所はここじゃない、ここにはない、という感覚。
不穏なストーリーがどうなるのかと思ったら、まさか不穏が自乗していく展開に驚きました。
十二国記の世界観をある程度知っていたら、来た来た!と思えるかも。
一気読み。

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14位 養老孟司 『バカの壁 (新潮新書)
一元論にはまると、強固な壁の中に住むことになる。向こう側のことがわからなくなる。
一見楽な一元論に陥らないために、柔らかに、変わりつつ、悩みつつ、学びつつ、生きてゆくのだ。というアドバイスをもらえた気になれた養老先生の本。


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15位 星新一 『ボッコちゃん (新潮文庫)

星新一さんご自身によるショートショートの自選短編集。あとがきは昭和46年3月に書かれたもの。
宇宙人、幽霊、泥棒、スパイ、営業マン、科学者、善人、悪人。ユーモアと風刺の利いたショートショート作品を楽しませてもらいました。
最後の「最後の地球人」はまるで短い映画を観たような気持ちに。
そして、解説の筒井康隆さんの文章。このタイミングでこの本を読んだのは、この文章に出会うためだったんだなと思えました。
「星新一は、しばしば他人からひどく傷つけられる人間は、意識せずして他人をひどく傷つけている存在であるということを、むろん知っているのだ。」

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16位  東野圭吾『怪しい人びと 新装版 (光文社文庫)

東野圭吾さんの短編集。
なんだか不穏な、怪しい人々が登場し、謎が生まれ、解かれていく。
「甘いはずなのに」は東野作品!という展開で面白かったけれど、他のは、退屈しのぎに助かるなくらいの、とてもライトなお話でした。
背表紙の「エンタメの頂点を極めた著者が贈る、珠玉の短編集」なんてあるから、期待し過ぎました。
「大作執筆中に、気分転換で書いた短編集」だったら、なるほど、さすが、と思ったろうに。
万城目学さんや浅田次郎さんみたいな、人物の内面の機微まで触れるような、そんな話を読みたい自分に気づけた意味ではありがたい一冊でした、

後日談。違和感の理由がわかりました。
1994年に単行本で出て、これは新装版だったのですね。
過去の作品はコンプリートしたつもりでいたけれど、抜けていたようです。
あの頃の東野作品、好きでした。

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17位 佐藤愛子 『九十歳。何がめでたい

痛快。
佐藤愛子おばあちゃんの、老いを嘆くでもなく落ち込むでもなく、あるがままに現状を受け入れつつ、出来事に関する思いが綴られたエッセイ。
とにかくもうメンタルがお元気。
それに元気をもらえました。元気で、芯が強く、通っている。そしてやけくそ(笑)。
新聞の相談コーナーを読んでは、大人が小学生のような悩みをするのに呆れ、バッサリ斬る。していない万引きの履歴によって推薦がもらえないとされて自殺した少年の環境に思いを寄せる。
何がめでたいのか。めでるもめでないも自由、自分はこうである、というすっくと自分の足で立っている清々しさが本書の最大の魅力と感じました。こんなおばあちゃんになりたいかというと、それは、また、別(笑)。作品も今更ながら読んでみたいと思いました。

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18位 米光一成 小沢高広 電子書籍部 『誰でも作れる電子書籍 今すぐできる制作から販売まで

ななめ読み。対談部分はただの雑談に近く、タイトル拾い読みで十分。
ただ楽しそうなのは好感が持てて、最後にEPUBのノウハウも載せているのは丁寧。
2010年に出されたことに驚き。ドッグイヤーとはこのことかと。

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19位 松原惇子 『老後ひとりぼっち (SB新書)

久々に読むに値しないペラッペラの本を読んだと思いました。
老後ひとりぼっちをどう受け止め過ごしていくのか、重要な選択のいくつかをどう吟味していくのか、のヒントがあるのかなと思ったら、世間話の延長にとどまっていて、出版社も著者も、何を伝えたくてこの本を書いたのか、わからなかった。
勤労女性が専業主婦よりガンになるのが多い、も「気がする」と曖昧で無責任。
最後の、寂しいひとりぼっちと楽しいひとりぼっちの違いについても、「見た目は中身より大事」と、例え死ぬほど寂しくても明るい服を着ろ、と。「楽しい日々を送るのは簡単よ。きれいな色を身につけることよ。」
ひとりぼっちの老後を支援する団体を主宰する方のアドバイスがこれかと、びっくり。でも、これで救われる人がいるのなら、よいことなのでしょう。
SB新書は私の中で要注意。

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本が読めるのは幸せなこと。

生きているうちに、読める本は、自分が思っているより多くないんですよね。

時間を大切に、読みたい本を読める有り難さに感謝して、
今月も、読書の時間を増やしたい、楽しみたい、と思います。

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→『2020年2月に読んだ本は11冊(トータル31冊)』
→『2020年3月に読んだ本は7冊(トータル38冊)』
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読書は愉しい。
私にとって、とてもヒュッゲな時間だから。


今月はヒュッゲの本に出会えて嬉しい、浜松のライフオーガナイザー、東條真紀でした。

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6月に読みたい本一覧
→2020年に叶えた私の夢100個→2020年十干別「心がけておくといいよポイント」

読みたい本を並べてみました。

文学(9分類)。


文学以外。


すでに読んだものもありますが、未読の本を眺めるだけで、
すごくわくわくします。
幸せな気持ちになれます。

クスリと笑えてホッとした本→『僕の人生には事件が起きない
これも脱力系→『ダ名言
画像にないけど琵琶湖に行きたくなりました→『偉大なる、しゅららぼん (集英社文庫)
こちらは大阪に行きたくなる→『プリンセス・トヨトミ (文春文庫)

しかも読みたい本しか読んでないし、読まなくても、途中でやめても、どんな感想を持っても、文句を言われないし、大人になるといいことがたくさんありますね。

雨も多い時期ですし、晴耕雨読。
本の世界で心を遊ばせる、学ぶ、癒される、刺激をもらう、考えさせられる、そんな時間を大切にしたいと思います。


Facebookのプロフィール写真を替えました。
気づけば立派なおばさんに。でも実際おばさんだしなと。
半年10,000歩歩いても中年太りが解消されませんが、清々しい場所に行けたことが嬉しかったのと、それまでの写真はかれこれ数年前のもので、おすましすぎるし、今よりかなり痩せてるし(といっても小太りでしたが)。
浜松の引佐町、立須峰です。また行きたいな。
一緒に楽しんでくれる朋に感謝です。→『本当のパワースポットは場所ではなくて人でもなくて』

どこに行くのか、何を見るのか、どんな気持ちで一日を過ごすのか。

調和して生きるための選択について考える昨今です。

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自分は「読書好き」ではない、と気づいた日
→2020年に叶えた私の夢100個→2020年十干別「心がけておくといいよポイント」



本はよく読む方だと思います。

もっともっと読む方、私には読みこなせない、理解できない本を読まれる方もいるから、
全く読まない人に比べたら、程度です。

それでも、「本が好き」「読書が好き」はなんか違うなぁ、と思ったのでメモ。

「空気」みたいなものだと。

ないと生きていけない。

あるのが当たり前。

ありがたい存在。

それが、私にとっては、本であり、読書。

だから、好きとか嫌いとかじゃない。

好きも嫌いも何も、ないと生きていけない。

好きとか嫌いとかは、その「ないと生きていけない存在」の中の一部に対して感じるもの。

「この本」は好き、「この本」は嫌い。

でも、「本」は「空気」で、ないと生きていけない。

「空気好き」とは言わないものね。

そういうものだ、と腑に落ちました。すっきり。

誰にとっても、そういう「空気」的存在、「好き、嫌い」的存在があるのだと思います。

誰かにとっての空気は、誰かにとっての不要なもの、どうでもいいもの、嫌いなもの。

誰かにとってどうでもいいものは、誰かにとっては宝物。

使用済みのランドセル、とか。

昔もらった手紙、とか。

更新された通帳、とか。

用済みになったガラスジャー、とか(今まさに我が家で思案中)。

自分の大切なものは、自分しかわからない。

相手の大切なものは、相手にしかわからない。

理解しようと思ったら、聴くしかない。耳を傾けるしかない。

理解できなくても、仕方ない。でも、「違うけど、あなたはそうなんだ」は理解できる。

そこから、歩み寄ることができるかもしれない。

歩み寄れなかったとしても、歩み寄ろうとしたことには、意味や価値があります。

ベストを尽くしたことには変わりない。

そんな風に、選び取ること。
好きなのか、嫌いなのか、どうでもいいのか、空気のような存在なのか、
自分や相手にとっての「意味」や「価値」を知ること、明確にすることは、
よりよく生きるために、役立つと思います。

なんてことを考えたのは、佐藤愛子さんの『九十歳。何がめでたい』を読んだからかも?


これ読みたい!読もう^^


ああ面白かったと言って死にたい―佐藤愛子の箴言集

これに尽きます。

今朝、畑仕事をしている母の元を訪れる夢を見ました。
鶏を放し飼いにして(それは実際にはしていませんが、やりかねない)、玉子を拾う母。
母にとって、大好きな畑仕事。

母にも、「ああ面白かったと言」えるこの先の人生を送ってほしい。

昨年、おそらくそう感じて逝った父のように。

私自身も、同様に。

東條真紀
読書好き、ではなく、読書なしでは生きていけない浜松のライフオーガナイザー、トトノエルの東條真紀でした。
(読んでるのは、読みやすーい本ばかりですが)

トトノエルのレッスン、サービスについて

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→2020年に叶えた私の夢100個→2020年十干別「心がけておくといいよポイント」


読めてよかった順に。

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1位 星野源 『いのちの車窓から

「ダ・ヴィンチ」連載を元に加筆修正された星野源さんのエッセイ集。
ちょっと大人になった?大人向け?の源さんに会えました。「そして生活は続く」と比べてで、あれはあれで楽しめました。
表現することについて、文章が絶望的にうまく書けなかったから、チャレンジしたこと。失敗しながらでも、継続して向上させていくことで、今では自然に思いを出せるようになった、と。
印象的だったのは、人が好き、というくだり。
かつてうざがられて、哀しくて、人との距離を取っていた。自ら人見知りと言うことは、相手に気を遣えと言うのと同じだと気づいてやめた。
人に向けるまなざしが、人から向けられるまなざしになるんだな、と教わった気分に。できればそれはあたたかな、優しいものであってほしい。ならばまずは自分から。
勘三郎さん、鶴瓶さんの死んだら終わりか、のエッセイも心に残りました。
私の車窓からは、この本はこう見えました。

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2位 万城目学 『鴨川ホルモー

なんだこれ。
面白いぞ!
と、面白くて読みやすくて引き込まれて、一気読み。
若さ=バカさだった自分の大学生の頃を思い出して、懐かしくもなりました。
初の万城目学さん作品、読めて嬉しかったし、これから他の作品を読むのもとても楽しみ。
京都で大学生をしている人、特に京大生はより楽しめることでしょう。
女人禁制の神事?は思い出してもにやけてしまう面白さ。楠木凡ちゃんの可愛らしさ、諸葛孔明っぷりも印象深く、こんな大学生活を過ごせたら幸せかなと思いました。実際にアレが見えるのは勘弁ですが。
映像化もされてるそうで、youtubeで一部を拝見しましたが、そうしちゃったか、とやや残念。冒頭の出会いのシーンはわかりやすく変えてあるし、レナウンも衣類の枚数が大事なのに、その辺が雑に扱われていて、惜しい。
でも、めちゃくちゃ楽しく読めた青春小説でした。

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3位 浅田次郎 『椿山課長の七日間

今日、突然死んでしまったら、何を悔み、何をしたいと思うだろうか。
このままこの世から去ることはできないと考える、死んでしまった三人は、与えられた三日間で、やり残したことに取り組む。百貨店の課長、任侠の親分、育ちのよい7歳の男の子が、残された人たちに会いにいく。真実に気づき、謎を解き、一方で謎をのこす。知りたかったこと、知らなかったこと、知りたくなかったことが、誰にでもあり、どうにかしたいなら、生きているうちにということを突きつけられる。
任侠の勇さんの情の厚さもさることながら、椿山課長のお父様が、ただただかっこいいというか、「義」が人の形をとるとこうなるのかと。
会えてよかった、おじいさま。
精神的に不安定になりがちで、なかなか読書に気持ちが向かないこの頃ですが、浅田次郎さんの小説なら大丈夫というか、こんな時こそ彼の作品に救われる気がします。
それにしても、再読なのに全然覚えていないことに衝撃。でも、何度でも楽しめるから、結果オーライ、むしろラッキー。
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4位  R・J・パラシオ  『もうひとつのワンダー

名著「ワンダー」のスピンオフ作品。
昔、エレファントマンという映画がありました。あの子ども版というか、外見に「普通ではない」ものを抱えた男の子と、周囲が織りなす物語が、ワンダーでした。主人公オーガストの困難に対する姿勢が心に残っています。力強いとも違う、しなやかな強さ。
今作は、3人の「普通の子」がオーガストとの出会いから、自分の人生をどう生きていくのかが描かれています。
いじめっ子ジュアン、幼なじみのクリストファー、同級生のシャーロット。小学生ならではの幼さと純粋さとしたたかさ、ずるさを追体験できました。
ジュリアンを溺愛し、傲慢に育てた両親、かつて自分を助けてくれた少年がナチスに連れ去られガス室に送られたと語る祖母。名前に込められた思い。
前作を再読したくなりました。
世界はワンダーに満ちている。

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5位 万城目学 『ホルモー六景 (角川文庫)

面白すぎて涙が出ました。
いろいろストライクで。
毒舌女子大生コンビの名前が、定子と彰子。
定子のバイト先は焼酎納言、とか。
井伊直子が甲斐の虎なの?と思いきや、朱雀で赤備えか!とか。
細川おたまの恋も、オチがわかってても、切なくて笑えてしまう。
「鴨川ホルモー」の第二幕。
大学生の我が家の子ども二人も、こんな風に?大学生活を楽しんでほしいなと思います。
忘れた頃にまた読もう^_^
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6位 伊坂幸太郎 『アイネクライネナハトムジーク

再読。
でもほとんど忘れていたので、新鮮な気持ちで楽しめました。
プログラマー、美容師、ボクサー、ちゃらい父、教師、様々な人が人生のあるタイミングで繋がり、影響を与えあう。
縦糸と横糸でカラフルな布が織られていくような、読後には一枚の作品が完成したような気持ちになれました。
ラストシーンの手話「大丈夫」は、来た!伊坂幸太郎!と感じる爽快なエピソード。
人生自分次第、吉と出る選択をしていきたいと思います。
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7位 松尾たいこ 『部屋が片づかない、家事が回らない、人間関係がうまくいかない 暮らしの「もやもや」整理術

現在進行形で自分最適化を実践しているイラストレーターさんの、もやもやの整理術。
見えるもののみならず、人間関係についても、もやもやを解消し、すっきりさっぱりとした気分で過ごせるように、著者が考え実行してきたいくつかのポイントが紹介されています。
具体的な収納や掃除の工夫についても、写真込みで説明があるのも参考にしやすく嬉しいところ。
2000年代のライフオーガナイズ本が大塚敦子さんの本だったとしたら、2010年代のライフオーガナイズ本はこれではないかと思いました。
もやもや解消のプロセスは、自分の価値観や生き方を問い直す作業だったこと。それを通して、暮らし全体を見直し、整えられた。すっきりしたことで、より軽やかに、より楽しく生きられるようになった、と。
最近の片づけ本はあまり読んでないけれど、これは良書。

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8位古内一絵 『フラダン (Sunnyside Books)

マカン・マランの著者である古内一絵さんの青春小説。フラダンスに情熱を注ぐ、被災後数年経った高校生のお話。
出会い、ぶつかり、離れ、分かち合う。
悩み、笑い、語り、立ち止まり、また動き出す。
「復興」の意味やカタチを考えさせられます。
みんな弱くて強い。強くて弱い。
強く優しくあることは難しいけれど、そうありたいと思える小説でした。

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9位 星新一『ゆきとどいた生活 (星新一YAセレクション)

本を読みたいけれど、活字を追う気力がない時に、最適な星新一さんの短編集。
GWビールスのワクチンを接種できるのは、善良な人のみ。ワクチン接種できなかった善良でないとされた人々は、あるタイミングでばらまかれたビールスに感染し、発症し、体から水分が失われて、死に絶える。悪徳セールスをしていた男性は、善良な市民同盟に加盟できたが…。
「また、副産物として、人口爆発を防ぐという、いい結果もある。」
新型コロナウィルスの感染と被害状況を目の当たりにした今、リアルな受け止め方ができてしまうことに、なんとも言えない気持ちに。
全体的に、ちょっと怖くて、ちょっとクスリとしてしまう、そんな短編が詰まった一冊でした。

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10位 『10分で読む 日本の歴史 (岩波ジュニア新書)

10分で読む日本の歴史、が20項目なので、3時間あれば読み倒せてしまいます。
ざっくりと、簡単にでいいから日本の歴史をおさらいしたい人、予習したい人に最適な一冊。
特に時代の変換点を丁寧に書いてくれているので、ムラからクニへ、貴族の時代から武士の時代へ、戦国時代に至った出来事など、連続的に理解できるので、ぶつ切り記憶の私には助かりました。
一方で、本当に10分で収めるために枝葉はカットされているので、関ヶ原の合戦の項目では小早川の裏切りも島津の退き口も吉継の友情も島左近の勇猛さも全く触れられず。当たり前ですが、本当にあっさり、でも外せないポイントをおさえてくれています。
NHKの10分番組をまとめたもの。いい仕事をされたと思います。中一の最初にこれ読むといいかも。

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11位ポプラ社 『ファーブル (コミック版世界の伝記)

漫画でわかる偉人の人生。
ファーブルの一生を楽しくわかりやすく知ることができました。好きをひたすらに追求する好奇心と行動力、家族のため生活のために働く責任感、謙虚さ、どれも尊敬。
昆虫記は手にしたことがなく、これを機に読んでみたいと思いました。

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12位ポプラ社 『宮沢賢治 (コミック版世界の伝記)

コミック版世界の伝記、宮沢賢治。
心優しき岩手の青年の一生。
教師をしていた頃に書かれた言葉は以前読んだことがあり、そのまま教師を続けていたとしたら、それはそれで大きな影響を与えていただろうなと思いました。
「この四年がわたくしにどんなに楽しかったか、わたくしは毎日を鳥のように教室でうたってくらした。誓って言うがわたくしはこの仕事でつかれをおぼえたことはない」
彼の童話も読んでみようと思います。
世界に誇れる日本の偉人のひとり。

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13位緑川聖司 『封じられた怪談 紫の本 (ポプラポケット文庫 児童文学・上級?)

子ども向け、となめてかかったら、まあまあぞっとする怪談がもりだくさんでした。
ちょっと鏡を覗き込むのが怖くなる、紫にまつわる怪談集。

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14位 『走れメロス 女生徒 (まんが日本の文学)

漫画で味わう太宰治の二作品。
「走れメロス」と「女生徒」。
メロスは活字で読んでいるから、映像化ね、と知っているストーリーをなぞる感じ。
葛藤の部分は、漫画よりも文字だけの方が、己の内面に向き合えて深く味わえるような気がしました。
「女生徒」は未読なので、普通の少女漫画の作品として読めました。
多感な女子高生の心の揺らぎや不安、悪意、妄想、諦観などが描かれていて、そんな時期、あったよなあと懐かしく感じられた作品。
「私たち みんなの苦しみを ほんとに誰も知らない」
「これから先 生きていく理由がないような気がして くるしくなる」
算命学で調舒星を真ん中に持ってる人は、叫びたくなるくらい、共感できるかもしれません。
感受性を活字にして、漫画にしたらこうなる、という印象を受けました。
こんな文学の楽しみ方もよいものですね。
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15位 佐藤まどか『カフェ・デ・キリコ

父が亡くなり、母とともに父の祖国イタリアへ移住し、カフェを開くことになった中学生の霧子。
自分のアイデンティティの不確かさと向き合いながら、道を切り開いていく。
1時間くらいのドラマでありそうな、一気に読めるストーリー。
「人生の三つの試練。それは愛すること、忘れること、許すこと。」この言葉を使いたいがための舞台装置としてのストーリーという印象。ミラノに住むことになったら、という仮想体験ができたのは楽しかった。
残念ながら、人物の深さを感じられず、長いあらすじを読んでいるような感じだった。
「3時のアッコちゃん」ほどパワフルでもなく、「マカン・マラン」ほど滋養もなく、「妖怪アパート」ほど美味しそうでなく、惜しい!

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本が読めるのは幸せなこと。

生きているうちに、読める本は、自分が思っているより多くないんですよね。

時間を大切に、読みたい本を読める有り難さに感謝して、
今月も、読書の時間を増やしたい、楽しみたい、と思います。

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読書の時間、楽しんで行きましょう^^


今月はすでに岩井勇気さんと伊坂幸太郎さんの本が読めて満足!の浜松のライフオーガナイザー、東條真紀でした。

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2020年4月に読んだ本は13冊(トータル51冊)
→2020年に叶えた私の夢100個→2020年十干別「心がけておくといいよポイント」


読めてよかった順に。

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1位 ヴィクトール・E・フランクル『夜と霧 新版

人間として生まれ、人間として生き、人間として死んでいく。どのように?
何をするかしないかも重要だけれど、どうあるのかはもっと重要。
困難さを感じた時に、よりよく生き抜くための智恵を教えてくれるというか、考えさせてくれるフランクル先生の言葉。
国語の教科書にするといいのになと思う、世界の名著。

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2位 杏『杏の気分ほろほろ (朝日文庫)

仕事を通して感じたことやご縁のあった方々とのエピソードなど、彼女の感受性の豊かさと知性と謙虚さ、優しさが感じられるるエッセイ集。
印象に残った箇所。
「人はあらゆる場面で選択を強いられる。そこで、理解する努力を人は忘れてはならない、結果がどうなるかは誰にもわからない。でも、いつまで経っても確かなことは『あの時自分が、それが良かったと思えた選択が出来たかどうか』だと思う。シンプルだけど、難しい。」(p37-38)
常に最善を探し、最善を選ぶ。
このタイミングでこの本を読めた選択も最善でした。

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3位 若林正恭『ナナメの夕暮れ

ナナメの人、まっすぐの人が世の中にいて、ナナメ筆頭の人生を送ってきた若林さんのエッセイ。
前作は20代、今作は青年とおっさんの狭間で感じた変化や変わらぬナナメっぷりを楽しめました。
なぜ、なぜ、なぜ。
多くの人が疑問に感じない「当たり前」や「普通」に引っかかり、戸惑い、苛立ち、絶望し、面白さや希望を見つける、あーだこーだが共感の嵐で面白い!
セーターの知識をチクチクが嫌で、でも伝わらなくて、は同じことを感じていたし、ナナメな人は実は多いのだと思うし、誰しもナナメな部分を持っているのだろうと思います。
メモをしたい箇所が随所にあったので、再読予定。

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4位 宇江佐真理『なでしこ御用帖 (集英社文庫)

八丁堀の町医者の娘、17歳のなでしこちゃんことお紺の捕物帖。
お紺を取り巻く人々の人生、人情が描かれていて、江戸時代も現代も、恋に仕事に嫉妬に恨みに親心に義理に身分に、悩みは尽きないと思わされます。
お紺の祖父は、斬られ権左。今も語り継がれる捕物の匠。
読んだ。知ってる、権左。好きだった、確か。でもすっかり忘れている。ので、再読します。
久々の宇江佐真理さん。優しい眼差しが感じられて、読むとほっとします。

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5位 米澤穂信『満願 (新潮文庫)

最後まで読み終えずにはいられない面白さでした。一気読み。
六つの短編小説。
殉職した警察官の上司、死人宿へ訪れた元恋人、都市伝説を確かめに峠の茶屋へ寄ったライター、バリバリ働く商社マン、他印象深い人々が語る、まさかの展開。
タイトルの満願含め、描写が鮮明にイメージできて、映画を観ているような気持ちに。
初、米澤作品。他の作品も読んでみようと思います。いやー、ドキドキしました。ドキドキというか、ぞわっとかな。

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6位 浅田次郎『神坐す山の物語

浅田次郎さんの怪異譚の短編集。
期待していたのとは違うな…と思いつつ、読み通してしまいました。神のおわす山の一族の不思議な昔話を寝物語で伯母から聴く主人公。
ちょっと怖くて時に切なくて、時にほんのりあったかい。
子どもの頃に、こんな夏休みの思い出があったかなぁ、あったかも、と聞いた話と体験した話がごっちゃになるような、そんな不思議さがありました。床屋と狐の話はなんだか映像がありありと浮かんで、見てきたような気になりました。
さんげ、さんげ、ろっこんせいじょう。

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7位 田中喜美子『どうせ死ぬなら上手に死のう―死ぬのに必要な手続きのすべて

具体的に、死ぬ前に知り、考えておいた方が良いことについて率直に、時に身もふたもない表現で教えてくれる本。
「この本で扱ったさまざまの準備は、誰でもやっておいていいことと思うが、それをするにはまず人間は死ぬものだという認識を持たなければならない。この当たり前のことが意外に忘れられていて、無理な老後計画を立てる人がいる。」p250
遺言、葬儀、お墓、身辺整理、保険、どうせ死ぬなら、上手に死にたい。
そのためにできるのは、生きている今。
私も今やれること、やっておいた方がよいことをやります!

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8位 八坂考訓『学習まんが 日本の歴史 12 開国と幕府の滅亡 (全面新版 学習漫画 日本の歴史)

面白かった!
幕末の日本で起きていた様々な事件、争い、暗殺、交渉。ぼんやりしていた相関関係が、ややクリアに。
当時の人々が置かれた立場と知識と先行きを見通して、それぞれが最善を選択していた。
倒幕か、攘夷か、開国か、交渉か、拒否か。
この時代に生きる面白さと困難さは想像もできない。当時の、未来の日本を案じ、未来の日本人のために尽力してくれた方々には感謝しかない。
この頃の人でもし会えるなら、会ってみたいのは、吉田松陰、勝海舟、高野長英の御三方。
困難な現在をいかに生きるか、歴史はそのヒントをくれますね。新型コロナの混乱を、偉人たちならどう見てどう考え対処するだろうか。

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9位 みやぎシルバーネット『笑いあり、しみじみあり シルバー川柳

「万歩計 小股に歩き 数を増し」
十七文字に思いを込める。
日本語の豊かさ、日本人の機知やセンス、楽しむ精神を感じられるので、川柳は好き。
新聞のコーナーに投稿された中から選ばれた秀逸な作品。
クスッとしてしまうもの、しんみりするもの、様々。
軽く読めるものが欲しい時にちょうどよい一冊。

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10位 浅田すぐる『すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚!独学法

・学びを貢献までつなげるシステムを学べる本
20字で書けた^_^
・メモにとどまらないインプット法
・行動を促すアウトプットをどうやるか
・誰かの役に立てる学びが仕事に、稼ぎになる
自分もノートにまとめていますが、他者貢献までいけていないことがわかりました。
読書もメモもノートも、もともと自分の楽しみのためですが、具体的な他者貢献の活動を増やしていきたいと思えました。

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11位 小池一夫『だめなら逃げてみる: 自分を休める225の言葉

落ち着かない気持ちの時に、ちょうどよい一冊でした。
82歳の文筆家による、自分を休める225の言葉。
自分らしく、焦らず、無駄に落ち込まず、すっきりと、楽しく生きていくために、肩の力を抜きなさい、と言われているよう。
「余裕がないと、追い詰められて問題が深刻になるばかりで穏やかに暮らせない。
世の中の問題の大半は余裕がないところからきていると感じる。
さて、今日も余裕を持つことを心して生きてみます。」
読書する余裕も、大事。

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12位 藤田晋一『室町・安土桃山時代編―怨霊と戦国の祟り (図書館版 日本史恐怖の館)

死者の霊、物の怪。
信長が出会った絵師は、彼が虐殺して流された血で描かれた掛け軸を持っていた。
尽くした夫に裏切られ、呪い殺そうとする磯良。
落城する佐和山城から逃れることも叶わず、身投げする侍女たち。
そんなこともあったかもしれない、と史実と想像の境目をゾクゾクしながら楽しめる短編集。

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13位 小池一夫『ふりまわされない。 小池一夫の心をラクにする300の言葉

Twitterのツイートをまとめた本。
先日就寝前に読んで、先ほど記録を書こうとして、この本読んだっけ?と思ったくらい、忘れてました。
紹介されていた水木しげるさんの七ヶ条で、確かに読んだはずと確信した次第。
それくらい、(できている人にとっては)自然な、振り回されず生きる知恵の数々。自己啓発好きなら感動するかもしれないし、いっぱい読んできた人には、既視感多数かもしれない。
気軽に読めるという意味でよい本です。

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四月は三月に比べたら、読めた方かなと思います。
が、五月に入ってからは、全然読めず。
新しいチャレンジを始めたこともありますが、
心の余裕がないと読書する気持ちになれないのだな、と実感しました。

物心、心身ともに、ととのえます。
本を読む時間を大切にできる自分でありたい。

本が読めるのは幸せなこと。

生きているうちに、読める本は、思っているより多くない。

時間を大切に、読みたい本を読める有り難さに感謝して、
今月は、読書の時間を増やしたい、楽しみたい、と思います。
読みやすい伊坂作品やお気に入りの再読や、ゴマブッ子さんの本から始めようかな。

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[片づけに役立つ本45]アン・モロウ リンドバーグ『海からの贈りもの』
→2020年に叶えた私の夢100個→2020年十干別「心がけておくといいよポイント」

2008年に読んでメモした本ですが、再度ご紹介。

海からの贈りもの
海からの贈りもの
アン・モロウ リンドバーグ
立風書房

以下、2008年当時の感想。
最近ちょっと大きな決断をしました。
不眠になるくらい自分なりに悩んだのですが、うまくもきれいでもなかったけれど、きっぱりとケリをつけました。

もしかしたら、この本を読んだからかもしれないなあと振り返って思います。

シンプルに生きたい。

そのために要らないものを断ち切る勇気を、この本からもらったような気がします。


このタイミングで思い出されたということは、今、また、決断のタイミングなのかもしれません。

とは言え、日々、私たちは決断をしているのですよね。
小さな決断から大きな決断まで。
自分の責任で。

当時も今も、心に残ったところ。

しかしわたしは何よりもまず……(略)……わたし自身とひとつでありたい。それがわたしの望みだ。自分への責任や自分の仕事に、最善を尽くすために。」(p19)

私自身であるということはどういうことか。
私自身でありたい、という前に、まずそれを考えることが私には必要でした。

ええかっこしいの私が見えてきました。とても嫌でした。

裏表のないわたしでありたい、と思いました。

ものごとの核心を正しくとらえ、通俗的なことに足をすくわれることなく、自分の生活の核に、いつもたしかな座標軸があることをわたしは望んでいる。」(p19)

ぶれない。
大事なモノを見失わない。
そんなわたし。

ぶれる自分も、また自分。
あるがままで、でも、四方に目を向けて。

にし貝のシンプルで、あるがままの美しさは、わたしに教えてくれる。答えのひとつ、あるいは問題を解決するための一歩は、自分の生活を簡素にして、気を散らす幾つかを切り捨てることなのだ、と。」(p27)

切り捨てる痛みに耐えられるか。
それはその後に待っている簡素で雑音の少ない暮らしがイメージできてこそだと思います。
そういう暮らしがしたい、と心から思いました。

思いつ続けて、少しずつできるようになったことと、
課題として残し続けてきたことと。

海辺での生活でまず覚えることは、必要のないものを捨てることである。
どれだけ多くのもので、ではなく、どれだけ少ないものでやっていくか。
まず身の周りのことからはじめることだ。
」(p28)

これができるかどうかで、人生は大きく変わるのかもしれません。
確かに、今よりたくさんのものを抱え込んでいた時と比べて、困ることはそれほどなく、むしろ楽になったことの方が多いように思います。

要らない鎧を脱いだから。
要らない足かせを外したから。

そして、貝殻のように簡素なこの家に、わたしは、心から打ち解けられる友人しか招かない。そう、わたしは、人とつきあう際の偽善というものも捨てはじめている。
 なんと、気分のいいことだろう。率直でないことが、暮らしていく上でいかに人を疲れさせるかということに、わたしは気づいた。
」(p30)

当時、この言葉に背中を押されました。
偽善はやめよう。率直になろう。
無駄に疲れることのないようにしよう。
NOと言えました。

自分が自分の核としっかりと繋がっている時だけ、わたしたちは他者とも繋がることができる。(略)そしてわたしにとって、その核、あるいは内なる泉を発見するには、やはりひとりになるのがいちばんだと思う。」(p43)

ひとり、というのは孤独や孤立することではなく、独立すること。
誰かと一緒にいても、ひとりになることはできるし、
ひとりぼっちでも独立していない人もいると思います。

「わたしはひとり。でも大丈夫」と思えるかどうか、かなぁ。

しかし、失望や驚きを伴うとしても、わたしたちをほんとうに豊かにしてくれるものはすべて、そういった未知のものであるのだ。」(p129)

ソロライダーでツーリングしていた頃、ひとりでいる方が、
出会いがたくさんありました。
未知との出会いは、おそらくひとりで、自由で、身軽でいることで巡り合いやすくなるのでしょう。

新しいものとの出会いを楽しむ、味わう、喜ぶ。
変化を恐れない。
歳を追うごとに、保守的になり、面倒くさがりになり、変化に対応できない自分になっていることに気づきました。
変える必要のないこともあるけれど、変えること、変わることを楽しむ余裕を持ちたいと思います。

今、この時期にこの本のことを思い出したことにも意味があるのだろうと感じています。

私は、なりたいと願う私に、なりたい。
そのためのヒントがつまった本でした。

この本を紹介してくださったYUKKEさんに、心から感謝ですm(__)m。

海からの贈りもの』(Amazon)
海からの贈りもの』(楽天)

読んだ本の一覧
『【一覧】片づけに役立つ本』
『[一覧]既読捨てる気になる本』
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